9/2(木)22℃![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
おはようございます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_2.gif)
毎日
マークを表示しながら、”また今日も暑い一日になってしまうんだろうなぁ”と脂汗をかいている昨今です。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_1.gif)
とは言え、朝晩が少しづつですけど涼しくなってきました。日によっては、朝霧が立ち込めるようになってきました。夜に星空を見上げてもコオロギやススムシの鳴き声が日増しに大きくなってきているような気がします。
しかし、暦の上では「初秋」とは言え、まだまだ厳しい残暑。今年は特に暑い日が続いていて、野菜が高いんですってね。
商品によっては例年の1.5倍くらいするそうで、我が家の畑でキュウリ・ナス・ゴーヤ・カボチャ・・・・・・・多品目が収穫されていることはとても嬉しいことなんですが、度が過ぎて食卓に上ると見るのも嫌になってしまいます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_5.gif)
想像してみてください。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_5.gif)
個人用に盛り付けられた皿に、きゅうりの御浸しが茶碗1膳分。焼きナスが特大ハム1個分
害虫だって1回にこんなには食べきれないでしょうし、それでなくても寝苦しいのにうなされそうです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/panda_2.gif)
今、職場の方には申し訳なく思いつつ、自家用野菜を持参しては半強制的にお持ち帰りをしていただいてます。(本当にゴメンナサイ。)間もなく、肉じゃがとか煮込み野菜が出されるようになるんでしょうが、生野菜を適量ならともかく、鍋いっぱいに煮込まれた煮物を見たときにはノーサンキュー![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/baikin_1.gif)
同じメニューが続くのも×××。
見ただけでお腹がいっぱい。想像満腹になってしまってます。痩せないといけないなナンテ考えるんですけど、当分の間は解消できそうにないですね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_3.gif)
今日の湯来に伝わる民話は湯来の民話「越峠の尾三狐」です。
むかしはどこへ行くにも近道の峠を越していました。水内の人が加計に行くには、大塚から越峠を通って大前に出ていました。ところがこの峠を登りきったところに、大塚の焼場(火葬場)があり、夜になると通る人が少なく、子供や女の人は道のりが倍以上ある大前から川井を迂回していました。
「山辺の次助さんは越峠で狐にばかされたそうな。何でも、知恵がある狐で食べ物を背負っているとたいていやられるらしい。しっぽが3本に分かれているそうな」
いつの間にか、この狐は越峠の尾三狐と呼ばれるようになりました。
その頃、麦谷に善さんという一人暮らしの人が住んでいました。ある日大家さんに呼ばれて、
「明日、先祖の法事をすることにしたんじゃが善さんすまんが加計の町に買い物に行ってくれんかのう」
「何を買ってくりゃあええですかいのう」
「今から行きゃあ、日暮れまでにゃあ帰ろうけえ、オツボやオヒラに使う、アラメと昆布、油揚げ、それにお供えのお菓子を頼むよ」
昼過ぎに加計に着きました。善さんは店を一軒ずつ見て廻り、買物が済んだのは日が西に傾きかけたところでした。荷物を背負い大急ぎで帰りだしましたが、秋の日暮れは早く、念仏谷まで帰った頃にはもう真っ暗になっていました。
越峠をどんどん登っていると、少し前を若い女の人が登っています。善さんは、
「こりゃあ、ええとぎ(同行者)ができたわい」
と急いで追いつき、
「ねえさん、大塚を越すんけえ」
「わたしゃ松原の親戚に行くんですが、日が暮れて、いびしょうて(怖くて・恐ろしくて)、どうして越そうかと思うてたんよ」
「わしも松原の先の麦谷まで帰るんじゃが、ちょうどええ、このおっさんが連れて行ってあげるけえ」
女の人は嬉しそうに、後ろを振り返りながら峠を登って行きます。そのうち善さんは女の人の腰のあたりが妙に気になりだしました。着物の腰のあたりから下に何かうごめく感じがします。実は三本のしっぽが動いていたんですが、気付かない善さんは一寸手で触ってみたくなったので近寄って手を出したがどうしても届きません。おかしい、もう一度やってみましたが触ることができません。
善さんは何もかも忘れて女の人に抱きつこうとしたとたん、
「おっさん、ちょっとおしっこ」
と誘うように藪の陰へ入りました。藪の向こうで何か音がします。
「何をしとるんかいのう、一寸見てやろう」
と覗いたが女の人はその向こうの藪で着物のすそをちらつかせて何かしています。今度こそはと、そっと近づいて見ましたが、右上の藪で女の人が動いている。善さんは夢中になって次々と藪を廻って一晩中歩きまわり、へとへとになって座り込み、うつらうつらとしていました。
「おーい、善さんやぁー、善さんやー」
夜中になっても帰らない善さんを村の人たちが探しに来ました。その声に我にかえった善さんは釜滝山の岩の上に座り込んでいました。
村の人たちが背負っている荷物を調べてみましたら、アラメや昆布、菓子はありましたが10枚も買ったという油揚げは全部なくなっていました。
気の良い善さんは、そこで初めて尾三狐に騙されたことに気付きましたとさ。
めでたし、めでたし・・・・・・・。じゃ無いですよね。邪(よこしま)な考えがこういう結果を招いてしまったんですね。世の男性諸君、美しい女性を見ても、仮に誘われても、軽はずみな行動だけは避けてくださいね。自分への戒めとともに、同類の方への注意喚起をさせていただこうかと思います。
気持ちよく美人コンパにお酌してもらい、請求書見てびっくり。これも同じようなことです。
くわばら、くわばら。毒は毒です。気をつけましょう。
次回は「石投げ内次」です。お楽しみに。
少しでいいから、気持ちがスカッとするようなことを今日は期待してみたいんですが、無理かな?でも、期待しなきゃ楽しみもできてこないでしょうし・・・・・・。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_4.gif)
もしも
なことがありましたら、即座に忘れるまでに書き込みしたいと思います。皆さんも何かありましたらコメントをお願いします。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_2.gif)
では、今日も元気で頑張りましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
おはようございます。
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毎日
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とは言え、朝晩が少しづつですけど涼しくなってきました。日によっては、朝霧が立ち込めるようになってきました。夜に星空を見上げてもコオロギやススムシの鳴き声が日増しに大きくなってきているような気がします。
しかし、暦の上では「初秋」とは言え、まだまだ厳しい残暑。今年は特に暑い日が続いていて、野菜が高いんですってね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_5.gif)
想像してみてください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_5.gif)
個人用に盛り付けられた皿に、きゅうりの御浸しが茶碗1膳分。焼きナスが特大ハム1個分
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/panda_2.gif)
今、職場の方には申し訳なく思いつつ、自家用野菜を持参しては半強制的にお持ち帰りをしていただいてます。(本当にゴメンナサイ。)間もなく、肉じゃがとか煮込み野菜が出されるようになるんでしょうが、生野菜を適量ならともかく、鍋いっぱいに煮込まれた煮物を見たときにはノーサンキュー
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同じメニューが続くのも×××。
見ただけでお腹がいっぱい。想像満腹になってしまってます。痩せないといけないなナンテ考えるんですけど、当分の間は解消できそうにないですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_3.gif)
今日の湯来に伝わる民話は湯来の民話「越峠の尾三狐」です。
むかしはどこへ行くにも近道の峠を越していました。水内の人が加計に行くには、大塚から越峠を通って大前に出ていました。ところがこの峠を登りきったところに、大塚の焼場(火葬場)があり、夜になると通る人が少なく、子供や女の人は道のりが倍以上ある大前から川井を迂回していました。
「山辺の次助さんは越峠で狐にばかされたそうな。何でも、知恵がある狐で食べ物を背負っているとたいていやられるらしい。しっぽが3本に分かれているそうな」
いつの間にか、この狐は越峠の尾三狐と呼ばれるようになりました。
その頃、麦谷に善さんという一人暮らしの人が住んでいました。ある日大家さんに呼ばれて、
「明日、先祖の法事をすることにしたんじゃが善さんすまんが加計の町に買い物に行ってくれんかのう」
「何を買ってくりゃあええですかいのう」
「今から行きゃあ、日暮れまでにゃあ帰ろうけえ、オツボやオヒラに使う、アラメと昆布、油揚げ、それにお供えのお菓子を頼むよ」
昼過ぎに加計に着きました。善さんは店を一軒ずつ見て廻り、買物が済んだのは日が西に傾きかけたところでした。荷物を背負い大急ぎで帰りだしましたが、秋の日暮れは早く、念仏谷まで帰った頃にはもう真っ暗になっていました。
越峠をどんどん登っていると、少し前を若い女の人が登っています。善さんは、
「こりゃあ、ええとぎ(同行者)ができたわい」
と急いで追いつき、
「ねえさん、大塚を越すんけえ」
「わたしゃ松原の親戚に行くんですが、日が暮れて、いびしょうて(怖くて・恐ろしくて)、どうして越そうかと思うてたんよ」
「わしも松原の先の麦谷まで帰るんじゃが、ちょうどええ、このおっさんが連れて行ってあげるけえ」
女の人は嬉しそうに、後ろを振り返りながら峠を登って行きます。そのうち善さんは女の人の腰のあたりが妙に気になりだしました。着物の腰のあたりから下に何かうごめく感じがします。実は三本のしっぽが動いていたんですが、気付かない善さんは一寸手で触ってみたくなったので近寄って手を出したがどうしても届きません。おかしい、もう一度やってみましたが触ることができません。
善さんは何もかも忘れて女の人に抱きつこうとしたとたん、
「おっさん、ちょっとおしっこ」
と誘うように藪の陰へ入りました。藪の向こうで何か音がします。
「何をしとるんかいのう、一寸見てやろう」
と覗いたが女の人はその向こうの藪で着物のすそをちらつかせて何かしています。今度こそはと、そっと近づいて見ましたが、右上の藪で女の人が動いている。善さんは夢中になって次々と藪を廻って一晩中歩きまわり、へとへとになって座り込み、うつらうつらとしていました。
「おーい、善さんやぁー、善さんやー」
夜中になっても帰らない善さんを村の人たちが探しに来ました。その声に我にかえった善さんは釜滝山の岩の上に座り込んでいました。
村の人たちが背負っている荷物を調べてみましたら、アラメや昆布、菓子はありましたが10枚も買ったという油揚げは全部なくなっていました。
気の良い善さんは、そこで初めて尾三狐に騙されたことに気付きましたとさ。
めでたし、めでたし・・・・・・・。じゃ無いですよね。邪(よこしま)な考えがこういう結果を招いてしまったんですね。世の男性諸君、美しい女性を見ても、仮に誘われても、軽はずみな行動だけは避けてくださいね。自分への戒めとともに、同類の方への注意喚起をさせていただこうかと思います。
気持ちよく美人コンパにお酌してもらい、請求書見てびっくり。これも同じようなことです。
くわばら、くわばら。毒は毒です。気をつけましょう。
次回は「石投げ内次」です。お楽しみに。
少しでいいから、気持ちがスカッとするようなことを今日は期待してみたいんですが、無理かな?でも、期待しなきゃ楽しみもできてこないでしょうし・・・・・・。
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もしも
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では、今日も元気で頑張りましょう。
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