9/16(木)17℃
おはようございます。
ようやく秋らしい朝が続くようになって来ました。
秋と言えば「農作業」。
兼業農家の我が家も例外ではなく、いつ稲刈りをしようか仕事との調整がつかないため日一日と過ぎていく現実に、気忙しくなってきました。
また、特に気忙しくなってきた原因の一つに
が夜な夜な田んぼの中を散歩に来られまして、一昨日の夜からラジオをつけて近寄らないような工夫を始めました。
ここで忠告しておきましょうかね。
”コラ!!
!!出没をこのまましていると、我が家の農作物で大きくなった付けを現物で返していただくことになっちゃうよ~。”
(効き目なさそうだな~
)
今日の湯来の民話は「石投げ内次」です。
昔から石投げの名人と言われた人は多くいました。飛び道具といったら鉄砲か弓矢ですが、石投げは石を素手でつかんで投げるだけで、大きな効果を出すことができますから、人々は競って投げたものです。
「石を投げて、ウサギを獲った、山鳥を落とした」などの話をはじめ、
「ずいぶん遠くへ投げた、数十軒先の的に当てた」とか、自慢話や噂話はたくさんありました。
しかし、和田の長登呂の、内次ほどの石投げの名人はいませんでした。人々に、「石投げの内次」とまで言われるほどで、次のような話が伝わっています。
ある日、内次が長登呂の川岸で草刈をしていました。ひょっと顔を上げると、川向こうの小道を猫が山犬に追われています。内次はすばやく石をつかみ、
「こやつ、見ておれ」
と山犬を狙って石をヒューっと投げました。石は山犬の後足に当たりました。
「キャン、キャン」と吼えて、山の方へ一目散に逃げて行きました。
内次が子どもの頃、何人かの男の子と川で泳いでいました。そこへ通りかかった浪人風の武士が、子ども達に「そこの深みに何やらええもんが沈んどるけえ、みんなで潜ってみい」
子ども達は本気にして、一斉に水の中に飛び込み探しました。その間に、武士は子ども達の着物に石を付けて川の中に投げ込んで、すたすたと遠ざかって行きました。
子ども達は、いくら捜しても何も見つかりません。騙されたと気付いて川から上がってみると、例の武士の姿は、すでに恵下谷の入り口にさしかかっています。
「こんちくしょうー、だましやがって・・・・・・・・」
みんなが腹を立てて怒ったがどうすることもできません。その時、内次が武士をめがけて石を投げました。石は武士の菅笠に当たって破れました。不意なことに、武士は驚いて走り出しました。子ども達は、てんでに棒や石をつかんで追いかけました。
恵下の堂さんまで来た時、武士の頭から血が出ているのが見えました。堂さんから先は、よその管轄になっているので、内次たちは引き返しました。
また、ある日こんなことがありました。内次たちが恵下谷橋の上で遊んでいました。見ると、和田の八幡さんの前の道を、いつも子ども達が叱られている大家の旦那が杖を振って歩いています。
「あの杖に石を投げて、当てたれや」
みんなが言うので、内次は石を拾って投げました。カチン、見事に杖に当たりました。旦那はびっくりしてあたりをキョロキョロと見渡しましたが誰もいません。まさか、恵下谷橋から石を投げられて当たったとは気付きませんでした。
旦那が慌てふためいている様子を、子ども達は遠くから見て、手を叩いて喜んだとさ。
皆さんも、石投げで水切りの回数が何回かを競ったことはありませんか?私は、もちろん水きり競争をしたこともあれば単純に石の遠投をやってましたね。何度も投げていたので、失敗談も多くあり、水切りをしたら石が対岸まで飛んでいって人に当たったとか、遠投した石が田んぼの中に跳ね返ってきたり・・・・・・。
小さな子どもや肩の弱い子は田んぼの中に石を投げ込んで、叱られていました。
ゲームらしいゲームを買ってもらえず、体を動かすことが何よりの遊びでしたので、野球は好きでした。その付けが、今になって「肩の手術」になってしまったようです。
遠投の距離?石ですから計測したことはありませんけど、100mはあったように思います。今の肩では、50mがやっとかな?皆さんの子どもの頃の遊びをお聞かせください。
次回は「志井の天狗」です。お楽しみに。
連休が続きますが、予定を立てられましたか?
私は、週末がツーリズム大学・消防ポンプ操法大会審査員・アースミュージアム元宇品(9/20-23)等々、久しぶりの3週連続勤務?稲刈りが待ったなしの状況なのに他のことがこの時期忙しくなってしまい、なおさらの事イライラしてきました。
今日の昼から、休んでもち米だけでも刈り取っちゃおうかなぁ
昨日、山登りで親しくしていただいているA藤さんから「石ヶ谷-岩淵山-湯の山」の岩稜線登山をしようかぁとのお誘い。PRが不徹底なためなかなかできないんですけど、今回はこのブログと西広島タイムスで募集してみることにしています。実施時期は10月中。経験者同伴でないと道に迷ったり事故が恐ろしいコースです。
もしも登山を同行してみたい方は、募集開始までこのブログに注目です。
農作業の算段をして山頂で新米を早く食べたくなってしまった私です。(作業奉仕者がいないかな~
)
今日も一日、頑張ってみましょうね。できる範囲内で。
では、今日も一日元気に過ごしましょう。
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おはようございます。

ようやく秋らしい朝が続くようになって来ました。
秋と言えば「農作業」。
兼業農家の我が家も例外ではなく、いつ稲刈りをしようか仕事との調整がつかないため日一日と過ぎていく現実に、気忙しくなってきました。
また、特に気忙しくなってきた原因の一つに

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ここで忠告しておきましょうかね。
”コラ!!
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(効き目なさそうだな~
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今日の湯来の民話は「石投げ内次」です。
昔から石投げの名人と言われた人は多くいました。飛び道具といったら鉄砲か弓矢ですが、石投げは石を素手でつかんで投げるだけで、大きな効果を出すことができますから、人々は競って投げたものです。
「石を投げて、ウサギを獲った、山鳥を落とした」などの話をはじめ、
「ずいぶん遠くへ投げた、数十軒先の的に当てた」とか、自慢話や噂話はたくさんありました。
しかし、和田の長登呂の、内次ほどの石投げの名人はいませんでした。人々に、「石投げの内次」とまで言われるほどで、次のような話が伝わっています。
ある日、内次が長登呂の川岸で草刈をしていました。ひょっと顔を上げると、川向こうの小道を猫が山犬に追われています。内次はすばやく石をつかみ、
「こやつ、見ておれ」
と山犬を狙って石をヒューっと投げました。石は山犬の後足に当たりました。
「キャン、キャン」と吼えて、山の方へ一目散に逃げて行きました。
内次が子どもの頃、何人かの男の子と川で泳いでいました。そこへ通りかかった浪人風の武士が、子ども達に「そこの深みに何やらええもんが沈んどるけえ、みんなで潜ってみい」
子ども達は本気にして、一斉に水の中に飛び込み探しました。その間に、武士は子ども達の着物に石を付けて川の中に投げ込んで、すたすたと遠ざかって行きました。
子ども達は、いくら捜しても何も見つかりません。騙されたと気付いて川から上がってみると、例の武士の姿は、すでに恵下谷の入り口にさしかかっています。
「こんちくしょうー、だましやがって・・・・・・・・」
みんなが腹を立てて怒ったがどうすることもできません。その時、内次が武士をめがけて石を投げました。石は武士の菅笠に当たって破れました。不意なことに、武士は驚いて走り出しました。子ども達は、てんでに棒や石をつかんで追いかけました。
恵下の堂さんまで来た時、武士の頭から血が出ているのが見えました。堂さんから先は、よその管轄になっているので、内次たちは引き返しました。
また、ある日こんなことがありました。内次たちが恵下谷橋の上で遊んでいました。見ると、和田の八幡さんの前の道を、いつも子ども達が叱られている大家の旦那が杖を振って歩いています。
「あの杖に石を投げて、当てたれや」
みんなが言うので、内次は石を拾って投げました。カチン、見事に杖に当たりました。旦那はびっくりしてあたりをキョロキョロと見渡しましたが誰もいません。まさか、恵下谷橋から石を投げられて当たったとは気付きませんでした。
旦那が慌てふためいている様子を、子ども達は遠くから見て、手を叩いて喜んだとさ。
皆さんも、石投げで水切りの回数が何回かを競ったことはありませんか?私は、もちろん水きり競争をしたこともあれば単純に石の遠投をやってましたね。何度も投げていたので、失敗談も多くあり、水切りをしたら石が対岸まで飛んでいって人に当たったとか、遠投した石が田んぼの中に跳ね返ってきたり・・・・・・。
小さな子どもや肩の弱い子は田んぼの中に石を投げ込んで、叱られていました。
ゲームらしいゲームを買ってもらえず、体を動かすことが何よりの遊びでしたので、野球は好きでした。その付けが、今になって「肩の手術」になってしまったようです。
遠投の距離?石ですから計測したことはありませんけど、100mはあったように思います。今の肩では、50mがやっとかな?皆さんの子どもの頃の遊びをお聞かせください。
次回は「志井の天狗」です。お楽しみに。
連休が続きますが、予定を立てられましたか?
私は、週末がツーリズム大学・消防ポンプ操法大会審査員・アースミュージアム元宇品(9/20-23)等々、久しぶりの3週連続勤務?稲刈りが待ったなしの状況なのに他のことがこの時期忙しくなってしまい、なおさらの事イライラしてきました。
今日の昼から、休んでもち米だけでも刈り取っちゃおうかなぁ

昨日、山登りで親しくしていただいているA藤さんから「石ヶ谷-岩淵山-湯の山」の岩稜線登山をしようかぁとのお誘い。PRが不徹底なためなかなかできないんですけど、今回はこのブログと西広島タイムスで募集してみることにしています。実施時期は10月中。経験者同伴でないと道に迷ったり事故が恐ろしいコースです。
もしも登山を同行してみたい方は、募集開始までこのブログに注目です。
農作業の算段をして山頂で新米を早く食べたくなってしまった私です。(作業奉仕者がいないかな~
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今日も一日、頑張ってみましょうね。できる範囲内で。
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では、今日も一日元気に過ごしましょう。
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