民主文学同盟いわき支部などが、しんぶん赤旗日刊紙連載の「大地のうたごえ」作者の「たなかもとじ」さんの講演会を開いたので、聴講した。
大変申し訳ないが、この連載に目を通したことはない。従って小説に関しては何も言えることはないのだが、単行本として発行されるようなので、機械があれば目を通してみたい。
講演によると、国の有り様をどうみるかを根底に、東京電力福島第一原子力発電所の事故を題材に、ごく普通の母親と東電社員の夫との葛藤の中に浮かび上がるものに焦点をあてて書いたものだという。タイトルに「歌ごえ」を入れたのは、宮本百合子書いたが新日本文学会の由来「歌声よ、おこれ」(全文はこちら)に由来し、「民主なる文学ということは、私たち一人一人が、社会と自分との歴史のより事理にかなった発展のために献身し、世界歴史の必然な働きをごまかすことなく映しかえして生きてゆくその歌声という以外の意味ではないと思う」(たぶんここを引用していたと思う)という思いと今の時代が重なり合うことから、どうしてもタイトルにこの言葉を使いたかったのだという。
小説という形式をとるのは、主人公たちに寄り添った読者が、主人公の立場から物事をみることができるからだといい、震災の半年後に取材に入った宮城県の被災地では、「空気が重くて動けないという思いを体験したとなどのエピソードを紹介した。
そして、今後、何をしていくかが問題という。一つは被災者・避難者への支援をできることで続けていくこと。二つ目に避難者訴訟等に関心を持っていくことだという。
作品では、心に芽生えたものを書いたという。書けば、書いた責任から、小説で何を書いたのかを分かってもらうために「僕なりにやっていきたい」と語っていた。
自分自身は、小説等を書く程の想像力を持ち得ていないと思うが、事実から新しい価値を創造していくその力は素晴らしいと思う。
さて、どんな作品だったのか・・。いよいよここが自分に問われることになる。
大変申し訳ないが、この連載に目を通したことはない。従って小説に関しては何も言えることはないのだが、単行本として発行されるようなので、機械があれば目を通してみたい。
講演によると、国の有り様をどうみるかを根底に、東京電力福島第一原子力発電所の事故を題材に、ごく普通の母親と東電社員の夫との葛藤の中に浮かび上がるものに焦点をあてて書いたものだという。タイトルに「歌ごえ」を入れたのは、宮本百合子書いたが新日本文学会の由来「歌声よ、おこれ」(全文はこちら)に由来し、「民主なる文学ということは、私たち一人一人が、社会と自分との歴史のより事理にかなった発展のために献身し、世界歴史の必然な働きをごまかすことなく映しかえして生きてゆくその歌声という以外の意味ではないと思う」(たぶんここを引用していたと思う)という思いと今の時代が重なり合うことから、どうしてもタイトルにこの言葉を使いたかったのだという。
小説という形式をとるのは、主人公たちに寄り添った読者が、主人公の立場から物事をみることができるからだといい、震災の半年後に取材に入った宮城県の被災地では、「空気が重くて動けないという思いを体験したとなどのエピソードを紹介した。
そして、今後、何をしていくかが問題という。一つは被災者・避難者への支援をできることで続けていくこと。二つ目に避難者訴訟等に関心を持っていくことだという。
作品では、心に芽生えたものを書いたという。書けば、書いた責任から、小説で何を書いたのかを分かってもらうために「僕なりにやっていきたい」と語っていた。
自分自身は、小説等を書く程の想像力を持ち得ていないと思うが、事実から新しい価値を創造していくその力は素晴らしいと思う。
さて、どんな作品だったのか・・。いよいよここが自分に問われることになる。
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