伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

閲覧注意! 「ガ」が大嫌いな人はみない方が良いと思います。模様がユニークでした。 / いきもの録

2018年08月13日 | 
 8月13日、お盆に帰ってくるご先祖様をお墓に迎えに行った日。朝は晴れてはいるものの、涼やかだった。

 午前9時過ぎ。墓参りにの頃には暑さも増し、菩提寺のお参りにの際には、西南の空には入道雲らしき、夏の雲がモクモク。



 案の定、天気予報通り、午後から雨が降り出した。慌てて洗濯物を取り込んだが、少し雨に濡れた。この降り始めの雨は、2~3粒が頭にあたっただけで、びしょ濡れになるような大きな雨粒(あくまで印象)。断続的に強い雨を折り込みながら、しばらく降り続いた。



 だいたい、「ガ」っていう存在は、とても可哀そうだ。ガというだけで、忌み嫌われているように思うからだ。でも、チョウとガは何が違うのか。チョウとガを定義することは難しいという話をどこかで読んだ気がする。夜活動するのがガと定義しようとしても、日中に活動するガもいることから、こうは定義できない。その他の要件も、定義として使うには難しいという話だったように記憶している。




 この写真を見て、アゲハを連想する方は多いと思う。でも、何か変だ。そう違うのだ。これはアゲハモドキというがの仲間だ。このブログに何度か書いたカノコガは、朝の明るくなった時間帯に活動する。また、ガは美しくなく、チョウは美しいという分類も、先のカノコガは黒字にオレンジの水玉模様があって、なかなか美しい。つまり、チョウとガの境目を引くことはとても難しい。

 そうはいっても、ガはちょっと嫌な感じがするのだが。多くがそう思っているのではないだろうか。

 でも、なかなか模様は興味深い。

 巴模様を持ったこのガ。



 ハグルマトモエという名で、巴模様を模した翅で、おそらく天敵の芽を欺こうとしているのだろう。

 この模様は何に見えるだろうか。



 ちょっとぶれた写真だが、何に見えるだろう。



 そうオレンジ色と黒の部分。どくろ模様にも見えるし、インベーダーゲームのインベーダーに見えなくもない。キシタバというガの仲間だ。

 他にもユニークな模様を持ったがはきっといる。また、何かを見られるといいな。

 ガだけで終わっては何かなと思うので、チョウも入れておこう。



 ヤマトシジミだ。

 赤と緑のコントラストが美しいのは、ナラの葉かな。



 最近、その美しさに心がひかれている虹色のクモの巣。



 雨上がりの空には夕陽が赤く染まった。



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