日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「関西流で難局をきりぬけよう」 船井幸雄氏

2009-12-12 09:07:12 | 船井幸雄氏
 <記事転載>
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 「関西流で難局をきりぬけよう」

                       船井幸雄

 11月28日(土)に「にんげんクラブ関西大会」が京都であり、この後、京都に一泊、11月29日(日)に帰宅しました。
 にんげんクラブ大会の方は、超満員。KBSホールでたのしく話しました。関西は私の出身地だからかも知れませんが、たのしい半日でした。
 京都での講演は、去年6月の先斗町歌舞練場以来です。京阪神各地からの会員の皆さん以外にも、40%ぐらいは非会員の人がお出でになったようです。
 ところで、関西という土地がら、まず私の分るというか確信のもてる近未来の経済予測と対処法を具体的に話すことから私ははじめました。

1.日本の株価は3年後には日経平均で5,000円を切ると思えるから、いま売りですよ。まちがっても、某大証券が4,900円で売り出している3年ものの日経平均を組みこんだ仕組債などを買ってはダメですよ。素人は株ではこれからは儲からないから、いま持っている株は売った方がよいですね。

2.金(ゴールド)は絶対にこれから上ります。いますぐなら買った方がいいですね。しかし売りがほとんどないと思うが。

3.債券は値下りします。特に米国債や日本国債は必ず値下りします。これも持っている方はすぐに売った方がよい。もちろん金利は上りますがね。

4.当面デフレですが、1-2年もたてばインフレ気味になる可能性が高いでしょう。

5.当面円高、ドル安ですが、これも2-3年先は分らないですね。

 …などなどからはじめたのです。
 流石(さすが)、関西人だと思うのは、先週になって、この私の話しをきいた多くの人から、もっと具体的な御質問が直接とびこんできて、関西人の私もそのあつかましさに「びっくり」したのです。
 私の答は「朝倉慶さんの言うことをまずききなさい。いま出ている私との共著『すでに世界は恐慌に突入した』(ビジネス社刊)をまず読んでください。
 ついで藤原直哉さんや副島隆彦さん、ベンジャミン・フルフォードさんの本、私やこれらの人のブログを読むことです。
 もっと詳しく知りたければ『船井塾』へ入るか、最低でも『にんげんクラブ会員』になってください。」…と言うことで大体終りましたが、これら質問者のほとんど全員が「にんげんクラブ」の会員でもなかったことにも「びっくり」しました。
 これが関西人の良さであり、欠点だとも思いますが、京都に泊り、11月29日(日)に、観光客でごったがえす京都の街を少し歩いた私の感想です。
 多分関西人は、何があってもずぶとく生き残るでしょう。
 紅葉の京都は12月7日ころまでは今年は見ごろのもようですが、東京とはちがう関西の奥深さというか強さを久しぶりにいろいろ感じた先週の関西と関西人でした。
 大阪で生まれ、京大を出た私は「関西人の自由さ、自己責任で生きる気概があれば今後の大変化にも大丈夫ですよ」とあらためてここで言っておきたいと思います。
 東京に住む多くの人や役人、さらに民主党のひ弱さをいやおうなく見せつけられている最近であるだけに、よい勉強になった久しぶりの関西でした。
                                            =以上=

 <転載終わり>
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 以前、会社の指示で突然関西に転勤になり、家族で大阪に引越ししたことがありました。その前にも仕事では、関西に出張で行ってましたが、実際に住んでみると東京との違いに気付かされました。

 船井氏が言われるように、関西の人はずうずうしいくらいな積極性があります。ある時、心斎橋で飲んでいて終電に乗り遅れてしまったことがありました。仕方ないのでビジネスホテルでも泊まろうということになり、早速ビジネスホテルに行きました。ところが、金曜日ということもあり、どのホテルも満室とのことでした。丁度バブルの頃でしたから、飲んで遊んだ後、ホテルに泊まる人も今よりかなり多かった時代でした。

 そこで私は、ホテルが満室ならタクシーで帰ると部下に言ったところ、もう少し当たってみたいとのことでした。それで、また別のビジネスホテルに行きましたが、そこでもやはり断られてしまいました。これはタクシーだなと思ったその時、部下は「リネン室でもいいので何とかなりませんか」、と食い下がりました。そのしつこさに負けたのか、ホテルのフロント係は、エアコンの効きがよくない部屋でよかったら、ありますよとの回答でした。その時は春でエアコンは不要な時期でしたので、その部屋に泊まることにしました。

 この一件で、私は関西人のずうずうしい程の積極性を見ました。東京の人なら、ホテルが満室だったらタクシーで帰るよ、という人が多いと思いますが、リネン室でもいいからという発想は普通は出ないな、と思いました。実際リネン室に客を泊めるホテルなどはありませんが、比喩としてもリネン室という単語が飛び出す関西人のお茶目なところも垣間見た想いです。 

 また別の日に、本町で会社関係の人と居酒屋で飲んでいた時の話しですが、会計をするためにレジに行った際に、先に会計をしている2名の男性客が、焼き鳥が少し焦げていたので負けてくれ、と言ってました。チェーン店の居酒屋の天狗で値引き交渉をする人を見たことは無かったので、正直たまげました。後で気付きましたが、関西ではこれくらいのことは、普通でした。デパートでも安くしてくれと言う人もいるようですので、なかなかたいしたものです。海外では値引き交渉は結構普通にやってますので、関西人のスキルはある意味国際クラスかも知れません(笑)

 また、関西の人を部下に持つと、とても仕事がやり易いです。上司の言うことには結構従順に従いますし、真面目に仕事をやってくれますので、私はとても助かりました。名古屋の人もとても従順でしたが、関西の人の方がより外面的には元気に思えました。

 それに比べて、関東人の部下は基本的には従順ですが、時たま反対意見は言うし、云わないまでも指示に従わないという人もいました。関西や愛知では指示に対しては、ほぼ完璧なくらいやってくれましたので、とてもやり易かったです。そういう意味では、関西の方が組織力は強いように思います。
 別の見方をすれば、上司に対しても関東人は正直に物事を言う、とも云えると思います。部下から進言されると、ムッとする場合もありますが、部下の意見の方がより良かったりする場合もあるので、結果的には助かったケースは相当多くあります。私も関東人なので、その辺はよく理解しています。

 これらの見方はあくまで、私個人の感想ですので、違う意見の人もかなり多いかとは思います。また、部下に持った時の感想ですので、それ以外の経験はありません。関西人が上司だった経験はありませんので、それについては何とも言えませんし、関西人の友人もいませんので、友達関係なども分かりません。ただ不思議なことに、現在は大阪出身の人が廻りに結構多くいます。昨日も大阪の高槻市出身の人と、上野で飲みましたが、とても面倒見のよい、いい人です。友だちになれると思いました。

 さて、これから夕食の準備をして、昼食を食べてから九段下まで行き、朝倉慶氏のセミナーに参加します。10月にも参加しましたが、あれから世界の経済状況は激変していますので、今日もまたどんな話が飛び出すかとても楽しみです!


 
 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/funa_ima/


 ●朝倉慶氏のセミナー
  http://www.funaimedia.com/asakura/index.html#C
コメント (1)
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