デュフィ展 Bunkamura ザ・ミュージアム
2014年6月7日(土)-7月27日(日)
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/14_dufy.html
ラウル・デュフィ (Raoul Dufy 1877-1953)の絵をまとめてみるのははじめてである。
パステル・カラーが多く、色彩と形、それから画面の構成、リズムに秀でた画家だと思う。画家の頭の中にあるものがこっちにインパクトを与えるというタイプではないけれども、絵の中にすべてがあるというのは悪くない。
テキスタイルや家具などにも才能を発揮したようだが、私が見るには1920年代ダイナミックな画面構成のものがいい。たとえば「水上の祭り」など。
音楽が好きで、オーケストラや楽器を扱った絵があるのは納得できる。シャルル・ミュンシュ(指揮者)と親交があったようだ。
カンディンスキーの似たような絵と比べてみるのも面白い。
7月8日