あなたのひとみで へびいちご あきな
あなたの
めのまえにいる わたし
だれかが
あなたに かたった わたし
どちらも わたしでしょうね
あなたがわたしを
すきになるのか
きらいになるのか
きめるのは やっぱり
あなた
でも
できることなら
わたしをみつめて
きめてほしい
その
あなたの ひとみで
散歩していて見つけた赤い実
この時期になると、日本中どこにでもなるらしい。その名は、『ヘビイチゴ』。
草藪の中に生えていることが多い
でも、じつに鮮やかな色をしています
太陽の光にも負けない輝きを放っています
でも、『へび』イチゴという名前を貰ってるおかげで、いろいろ損している子だと思うんだなあ。
妻に聞くと、「小さい頃、絶対食べては駄目だ!」と教えられたそうです。
別名は、『ドクイチゴ』。ますます、腰が退けてしまいます。
でも、この辺の話は、全部迷信らしいです。食べて美味しくはないかもしれないけど、毒はありません(一説によるとジャムが作れるそうな)。
『へび』という呼び名も、「ヘビが食べる。」とか、「ヘビが出てくる場所に生える。」みたいな迷信が名前に転じたらしいです。
こういう貰った名前による偏見は、「あきな」ちゃんに限らず、他の動植物にも少なからずあるような気がします。
そんなもの抜きにして、『きれいなものはきれい』と感じる、自分の目と心を信じて生き物に接したいと思うのですよ。
それによって、生き物と自分との間の垣根が外れて、小さな絆が生まれ、広がっていくんだと思うんだよね。
そんな絆が沢山出来るといいなと思った本日の散歩でした。
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