本日収穫してきた山菜は、どれも春の喜びを感じさせる味と香りとを兼ね備えたものばかり。
左から時計回りにコゴミとアイコとシドケとクワダイ
それぞれに個性があって嬉しい食材たちです。で、その個性を楽しむのならおひたしがベストだと思います。なんてったって、それぞれの山菜が持つ独特の味と香りと食感とを楽しめる。
他の料理方法もあるんだけど、まずは、ここからスタートして春の喜びを堪能したいと思います。
そんでですね、この4種のうち3種類は、基本の調理方法が決まっているんです。
・洗いつつ汚れや余計な部分を落とす
・熱湯で適切な時間茹でる
・冷水にさらして冷ますとともに、アクを落とす
ただ、その通りにできないのがこのお方。
アイコさん
なんてったって、ミヤマイラクサですからね。下手に洗おうとすると、強烈なカウンターパンチを食らってしまい、戦意喪失すること必至です。
このお方だけは、先に茹でてしまいます。
茹でてから汚れを落とします
心なしか、棘が優しくなっているのが見えるでしょうか。もう、全然痛くありません。もちろん、食べても美味しいばかりです。
さて、次に厄介なのがコゴミちゃん。
これは、下洗いの段階が大切です。
これは、洗い終わったところ
ここまでに、付着してきたゴミや泥を落とすのはもちろんなんだけど、茎についてくる鱗片をこそぎ落します。
あとは簡単。
熱湯に入れて
沸騰1分したら裏返して
冷水にさらします
以前は、もっと長時間茹でていたんだけど、冷凍法を覚えてからは、そんなに茹でなくても美味しいことが分かってきたので、現在はこんな感じです。
シドケとクワダイは、『きどみ』が強いので、太さと好みによって茹で時間を調節します。今回は、各沸騰3分。
はい、出来上がりました
妻が、胡麻和え用にすりごまを準備してくれていたので、
本日の夕食用盛り付け
コゴミ以外は醤油味ですが、アイコにかかった鰹節も旨かった。
おかげ様で
春爛漫の食卓になりました。
本日も自然の恵みを堪能させていただきました。
山の神様たち、ご馳走様でした。
いいですね~!!
コメントありがとうございます。
山形も、ようやく、いろいろな山菜を楽しめる季節になりました。