台風の間隙をぬって九州に行ってきました。今回は佐賀と鹿児島。
木元彩須花さん、修了証書授与おめでとうございます。鹿児島の山形屋文化センターで初めてお会いしてからもう4年になるのですね。今では素敵な案内者になられ、ますます輝いておいでです。先輩の中江ひと美さんと田博子さんに温かく見守られながらのヨーガライフ。理想的ですね。
さて、鹿児島空港から羽田空港行きの飛行機に乗り込んだ途端機内アナウンスが…
「大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。お客様の中で急遽ご旅行を中止された方がいらっしゃいまして、一度積んだお荷物を、今取り出しております」
よっぽど不測の事態が起こったのでしょうね。
そんなことがありましたので予定よりも帰宅が遅くなりました。
さて、今、私が楽しみにしているのはNHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」
一昨日は本編の前に「まだ間に合う!軍師官兵衛」本能寺直前SPがありました。勿論録画で観たわけです。
いいですねえ。岡田准一さん、いえ!黒田官兵衛さん。
今まで観ていなかった人のために「まだ間に合う!」というタイトルなんですね。本能寺は歴史的ハイライトですから、どう表現するのか…を一人でも多くの人に観てもらいたい…というスペシャル番組。
黒田官兵衛は生涯側室を持たなかった!これも人気の秘密?
いえいえそうじゃないと思います。その生き方、人柄に強く惹かれるのです。
黒田官兵衛は晩年は九州で悠々自適に過ごされたとか…。九州には毎月行っているので、いつかゆかりの地を歩いてみようと思っていますが…。
全国大会後、基礎科でも、ヨーガ・スートラ第3章に入っています。
第3章は一点集中がどれほど大事であるかが述べられています。スワミ・ヴィヴェーカーナンダ師は私たちにインドの美しい物語を紹介し、真珠貝のようでありなさい…と解説しています。
【スヴァーティ星がのぼりつつあるときに、もし雨が降り、その雨の一滴がカキの中に入ると、その滴が真珠になります。カキはそのことを知っており、あの星が輝くと水面にあがってきて、その貴重な一滴を受けようと待ち構えます。それを受けるとすばやくふたを閉じて海底にしずみ、そこで忍耐づよく、その滴を真珠に育てるのです。
われわれもそのようでなければなりません。第一に聴き、それから理解し、そしてそれから、心を散らすすべてのものを捨てて、外界からの影響に対して心を閉じ、自分に内在する真理の開発に専念しなさい。一つのものをとり上げてそれを行い、終わりまで見とどけること。終わりを見るまでは、それを捨ててはいけません。
一つの思想に狂喜することのできる人、彼のみが光を見ます。ここをかじり、またそこをかじることしかしない人びとは、決して何ごとも成就はしないでしょう。
本当にヨーギーになりたいと思う人びとは、このいろいろなものに手を出すことはきっぱりとやめなければなりません。一つの思想をとり上げなさい。その一つの思想をあなたの生命としなさい】
その時々に一点集中できる人は生き方にブレがない…ということでしょう。
黒田官兵衛は軍師としてブレのない生き方をした方。
「まだ間に合う!ヨーガ・スートラ」(荻山貴美子)