日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

賢夫人

2016年11月10日 21時00分34秒 | 思うがままに

クリントンさんが大統領だった頃…
18年ほど前のことです。

私たちはアメリカのサッチダーナンダ・アーシュラムを中心に研修旅行に行っていました。

サッチダーナンダ・アーシュラムは山奥も山奥。
広大なアメリカの郊外といったらそれはそれは遠いのです。

アーシュラムに一泊して、サッチダーナンダ先生にお目にかかって、私たちはたくさんの方のお見送りを受け、アーシュラムを後にしました。確かニューヨークに向かったと思います。

バスがかなり走りはじめてからのことです。

やにわに田原豊道先生がカバンの中を何か探し始めました。

あのおっとりした先生が少し焦りはじめています。

私は先生の足元を見て、すぐに何を探しておいでか分かりました。

ズボンを履き替えていらっしゃらなかったからです。

「先生、おズボンを忘れたんですね」

「……」

田原先生は恥ずかしそうに照れ笑い。

その時です。

いつ見ても気持ちよさそうに居眠りをしていたK・Iさんがパッと目を覚まし、こう言い放ちました。

「田原先生、クリントンの真似をしてどうするんですか?」

その頃、クリントンさんは不倫問題で世界を賑わしていました。

大統領が不倫?前代未聞でした。
しかしヒラリーさんは、賢夫人ぶりを発揮。
あんなに美しく聡明な女性も裏切られるのだ!と驚いたものです。
お相手はそれほどの美人でもなく賢そうでもありませんでした。

失礼ながら、まったく男というものはワカラナイ!

話は戻りますが、田原先生はバスに急いで乗り込むために、とりあえず、上着だけを着替え、ヨーガパンツのままで、おズボンをアーシュラムのお部屋の棚の上に忘れて置いて来てしまったのです。

このタイミングを狙って…というわけではないでしょうが、時の話題、クリントンさんを持ち出すなんて…。
私は思わずK・Iさんに「座布団一枚」と叫びたくなりましたが、その前にバスの中は爆笑の渦。

谷奥徹男社長さんは「K・Iさん、いつも寝ていると思ったら決めるときはビシッと決めますね」と。

さらに爆笑はおさまらず…。

そんなこともあった!と懐かしんでいます。

今の騒ぎはあの時とは比べものにはなりませんね。


あのヒラリーさんをアメリカ国民は結果選ばなかったんですね。
考えてみたら、小池百合子さんを選んだ都民は賢かった。

アッ、そのアーシュラムに忘れたおズボンは何ヶ月もかかって、船便で戻って来たようです。

佐賀にいます。(荻山貴美子)

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界が変わる

2016年11月10日 11時30分19秒 | 思うがままに

ヒトラーは、人々の政治にまつわる不平不満をよく知っていました。
1930年代、ドイツ国民はヒトラーを選びました。はじめは、絶大な人気を誇っていたに違いありません。

しかし、結果は…

人の支配欲とは、本当に恐ろしいものですね。

クリントン氏が涙ぐんで敗北宣言とか…。
見たかったですね。はじめての女性大統領。

トランプ氏は、富も成功も手に入れています。
そして今回、大統領という最高の名誉も手中に収めました。

各国首脳が「祝意」を表明しているのを見ると違和感が…。
世界の人が自分になびく…

最高の気分でしょうね。

アメリカでは今、彼の真似をして、禁句と言われていた口汚ない言葉が流行になっているとか…。

女性蔑視、移民侮辱。
日本嫌い?
しかし、今では「安倍首相の経済政策を高く評価している」そうです。

アメリカではトランプ氏が勝利したことで抗議デモ。
「私たちの大統領ではない!」と。

そんなこと言ったって遅いですよね。なっちゃったんですから…。


これから九州です。(荻山貴美子)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする