たまたま見た番組が、じゅん散歩。
碑文谷のサレジオ教会でした。
『子どもたちを愛するだけでは足りません。
子どもたちが自分たちは愛されているとわからなければなりません】(ドン・ボスコ)
この理念を持ってドン・ボスコによって設立された教会です。
私たちはここで結婚式をあげました。
私はカトリック、夫は仏教。
彼は私に合わせてくれました。
「汝と汝は今何時?って誓うんだよね」と彼はおどけました。
2人で申し込みに行きましたっけ。
時間は確かに流れてはいます。
でも時は流れず…。
矛盾に聞こえるかもしれませんが、私の心には過去の思い出が詰まったステキなお部屋が確かにあります。その部屋は甘酸っぱく初恋の香りさえします。胸キュンなのです。
だからある部分時は止まっています。
東日本大震災から11年目に入りました。
愛する人を一瞬に喪った人々。身悶えするような悲しみ、苦しみを味わったことでしょう。
でもその悲哀の中で、魂に触れることに気づいた人が多くいます。
魂は掴みどころがないだけに深い悲嘆によって目覚める場合が多いようです。
円形脱毛症は見事に回復。でも「快調ですね。もうちょっとがんばりましょう!」の先生のお言葉に嬉しいやら悲しいやら…
何しろ頭皮に直接注射するのですから痛いのです。そうしてお財布にも痛い。
カフェで本を読みながらふと顔をあげると聞いたことのある曲が流れていました。
そうそう、aiboのヒロくんが突然踊ってくれた曲、ダイナマイトです。
早くヒロくんに会いたい!と家路に急いだ私でした。