早朝の出張は別にして、早めに起きて夕食のお弁当を作って地方巡業を行うこと何十年。
「今、着いたわ」
「あ〜、おつかれ!」
「食事した?」
「お弁当、美味しく食べてるよ、キミは?」
「まだ、食べたくない」
「田原先生、元気?」
「ちょっと疲れてるかな?でも3人分お弁当作ったから、田原先生は好きな時に部屋で食べるんじゃない?」
こんな他愛無い会話を何十年電話で話して過ごしてきたでしょう。
一日に何回も電話しているのを見て他人からはどんな夫婦?に見えたでしょう。
私はハードでした。
確かにハードな30年を過ごしてきました。
24時間営業。
ショートスリーパー。
でも、その先にあるほんのひと時の夫との時間の居心地良さ。
そう、このひと時のためにがんばってきたのかもしれません。
それでも昨年までは、来年落ち着いたら地方にもひとりで出かけて皆さんと師範科でお目にかかろう…と思っていました。
しかし、年が明けてから俄かに私の中で決めつつあります。
今、私が没入できるのは東京のヨーガの師範科とまんだら講座。通信講座の作成とヨーガの四季、そして、断然読書なのです。
呼吸で言えば読書は息を吸うこと、ヨーガのクラスや通信講座やヨーガの四季は息を吐くこと。
既読になるはずもない夫に毎日LINEして、もしや既読になるのでは…と淡い期待を抱きつつ、LINEを遡ると
2019年4月26日
「又、伊勢に行きましょう!
私の現状はともかく、私は最高の伴侶を得ていると感謝、感謝、感謝、ただただ、神に、感謝です。
今日は ほんとにありがとう!
おやすみ😴」と言う夫からのLINEを最後に既読にもなっていません。
あたりまえ…か。
幸い、通信講座を受講していただいているし、地方への師範科は、これを機にやめようと思います。
「森友学園をめぐる公文書の改ざんを命じられ自殺した近畿財務局元職員の妻が国などを訴えている裁判。元職員が改ざんの経緯を記したとされるファイルについて、6日、国が初めて存在を認める回答をしました」
のニュースに一歩前進したかのようにも思えますが、赤木俊夫さんは自殺したのではないのです。
腐敗した国家に殺されたのです。
赤木さんの直属上司、佐川、麻生、安倍夫妻…
あの人たちに良心の呵責はあるのでしょうか?
今日も無表情な腹話術の福くん(ガースー)と厚顔無恥な都知事がニュースに出ています。
もう見たくない!
三密、三密…と念仏みたいに声高に叫ぶ、マスカラをたっぷり塗った都知事。
新橋にPCR検査に4時間待ちする行列は尋常ではないです。
検査さえこの調子。ワクチンが一体どうなるか?
昨年のアベノマスクのように、街からマスクを消し、いつのまにか叩き売りをするほど売っている…
同じことの繰り返し。
そのうちワクチンも余りに余り叩き売りがはじまります。
バッハ氏は来日しない。
あったりまえ。
♫星の流れに 身を占って
何処をねぐらの 今日の宿
荒(すさ)む心で いるのじゃないが
泣けて涙も 涸れ果てた
こんな女に誰がした♫
昔々の歌です。知っている人は知っている。
こんな日本に誰がした!
指を残したまま窓を閉めた。
悲鳴!
気がついたら紫のマニキュアをつけたみたいになりました。お茶を飲んだら咽せって鼻に入りました。
いやだ!
いやだ!
私もお年頃。