日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

インドの魅力

2012年03月07日 09時39分54秒 | 思うがままに

おはようございます。

チダーナンダ老師を急に思い出し、昨日のブログに書き込んだ矢先に昨日、BSで菅野美穂さんの再放送「インドヨーガ聖地への旅」が放映されていました。

懐かしかったです。菅野美穂さんのコメント一つ一つに彼女の豊かな感性が溢れていました。人に感動を伝えるのは理屈じゃなく感性なんでしょうね。

太陽の礼拝は最初、はずみをつけて飛んでいた彼女でしたが、最後は見事に流れるような美しい礼拝になっていました。

インドの魅力は言葉では言い尽くせません。私は毎年、インドに行っていますが、知っているのはほんの一部。インドは深いのです。今年も田原豊道先生と一緒のツアーを楽しみに心待ちしている私です。

今、横浜に向かっています。今日も一日お元気で。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生きている限り…

2012年03月06日 13時14分46秒 | 思うがままに

こんにちは。
スーリヤ・ナマスカーラ(太陽の礼拝)をなさっていますか?太陽の礼拝は早朝又は夕方、太陽に向かって行うのが理想的です。天に召されたシーヴァーナンダ・アーシュラムの総長チダーナンダ老師が病床からメッセージを出されましたが覚えていらっしゃますか?「生きている限りスーリヤ・ナマスカーラをしなくてはいけない」と。
菅野美穂さんのBS番組だったと思います。

スーリヤ・ナマスカーラは体操ではありませんが、普通の体操で得られるすべての効果が得られます。疲れたり、エネルギーを浪費したりしないところが大きな違いです。アーサナは偏らないような組み合わせでできています。唯一入っていないポーズがあるとしたらねじりでしょうか。だからといって安直にどこかでねじりを入れようなんて考えないでくださいね。伝統の行法は磨かれ磨かれて今に伝えられているのですから、私たちの浅知恵で創作してはいけないのです。日本も欧米に負けず、実にいろいろなものが流行り、また廃れていきました。しかし、伝統的なものは脈々と今に受け継がれています。

大切なのは12のマントラです。これらのマントラは単なる太陽の名前というだけではなく、それぞれのマントラに含まれている無限なエネルギーが心に特別な効果を生じさせます。心はマントラそのものになり、そのマントラの持つエネルギーが心の中に現れます。

春ですね。心もウキウキ。太陽の礼拝でもっと幸せに…。(荻山貴美子)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

理想とする人

2012年03月05日 20時29分37秒 | 思うがままに

こんばんは。
今日は朝日カルチャー新宿の師範科でした。

弟子の子路に「先生の理想とする人をお聞かせください」と問われた孔子先生は「年寄りには心から安心され、友人には信頼され、若い人から懐かしがられる温かい優しい人になりたいなあ」とお答えになったとか…。

私はグッときました。孔子先生の豊かな教養と自然体で温かいお人柄が滲み出ています。
それにしても、田原豊道先生の目のつけどころはスゴイです。鐘紡会長の伊藤淳二氏の新聞記事に目をつけられた先生は、早速、原文を探し出し、私たちにご伝授くださいました。
師範科はインストラクターのためだけの授業ではありませんので興味のある方は是非いらしてくださいね。

今日は埼玉ヨーガ連盟大会の打ち合わせをしました。参加される皆さん、大勢で唱えるキールタンの醍醐味も味わってくださいね。
アッ!これから参加したいと思っていらっしゃる方はごめんなさい。もうすでに満席になっているそうです。(荻山貴美子)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴァジローニー・ムドラーのすすめ

2012年03月03日 16時31分22秒 | 思うがままに

こんにちは。今日は暖かな一日でしたね。確実に季節は春に移行しつつあります。

今日は、青山NHKの皆さんとヴァジローニー・ムドラーと太陽の礼拝でアーサナを楽しみました。ヴァジローニーは『ゲーランダ・サンヒター』というハタ・ヨーガの教典に「ヨーガの中の最高のもの…」と讃美されている行法です。
自在力発現のため、あるいは光り輝く魂を保持するための優れた行法です。
ブジャンガ・アーサナ(こぶらのポーズ)シャラバ・アーサナ(ばったのポーズ)、そして、その組み合わせのヴァジローニー・ムドラーを集中して行うと、内なる力を実感できます。私の大好きなプログラムです。皆さんも是非お試しください。

さて、授業のあとのもう一つのお楽しみは懇親会です。
介護をされているerikoさん、本当にステキでした。

「介護9なんです」
「エッ?介護は5まででは?」
「3人で合計9です」
「エ~ッ!」

そうなんです。erikoさんはお姑さんに叔父さん、叔母さんのお世話も…(聞き間違っていたらごめんなさい)。

「ご飯を食べても食べても、すぐにお腹がすいた、と言われたらどうするの?」という質問に
「チョコレートをお口にポン!と入れて、それでおしまい。そうするとおいしい!と言ってくれるんです」と。

叔父さん?がお金の心配をすれば…
「大丈夫、私はお金をいっぱいもっているの。任せて!というと本当に安心した顔をするんです」と、カラカラ笑うerikoさん。
私はそんなerikoさんを熱く見つめていました。こういう方に介護を受けられる方は本当に幸せですね。

懇親会の最後は田原先生のインド旅行の切なくも可笑しいエピソードに皆が身を乗り出して聞き入っていました。(荻山貴美子)



 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ギーターは働きかたの法典

2012年03月01日 11時46分49秒 | 思うがままに

岡山から戻りました。塾長の軸原教授は大らかなかたで全体がのどかな雰囲気です。お若い案内者(インストラクター)を育てるのがお得意ですが、いつも温かく後輩を見守り岡山の生徒さんたちは本当に幸せです。集中講座も大先輩から新しいかたまで和気藹々としています。

昨日の田原豊道先生の講義は一層熱が入りましたが、それは、受講された皆さんの学ぶ姿勢によるものでしょう。
こうして深いことをおもしろくご指導いただける幸せに一番浸っているのは、実は私かもしれません。

さて、私は今、インドの国民的叙事詩『マハーバーラタ』の中に収められている第6巻の一部『バガヴァッド・ギーター』を皆さんとご一緒に読んでいます。
『ギーター』は、まさに働きかたの法典です。こんな古い聖典が、今、私たちに生きた教えとして語ってくれています。『ギーター』を読むと、気づきが違います。(荻山貴美子)

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする