yama room

山コンビ大好き。

ブログではなくて妄想の世界です。

きらり

短編集 part3

2014-09-09 20:20:39 | 超短編



いつの話? って話が多々あるかもしれません…。

とりあえず8月分





VS嵐 ゴールデン200回記念



「ね、何か言うことな~い?」

「へ?」


家でソファにゴロンとしてスマホを眺めていたら
翔くんが突然そう言ってニコって笑いながら
ソファの前に座って顔を覗き込んできた。


“何か言うこと? 翔くんに何か言う事なんてあったっけ?”


そんなことを考えながらニコニコと嬉しそうに
見つめてくる翔くんの顔を眺めた。


「……別にないけど」

「ええ~あるでしょう?」


考えたけどなんにも思い浮かばなくってそう言ったら
翔くんはびっくりした表情を浮かべながらそう言った。


「……」

「……」


そのまま黙ったままで考えていたら翔くんが
ワクワクしたような顔をして見つめてくる。


「ん~やっぱナイわ」

「ん~もう。今日は俺のあご攻略記念日でしょ」


あ~そう言えばそんなことがあったっけね。
なんて思いながらその顔を見ると、えっへんって感じで
そう言ってくるから思わず吹き出しそうになった。


「何か今、笑いそうになったでしょ?」

「え、そんな事ないよ?」


でも正直に答えたら怒られてしまいそうで
思わずそう言って誤魔化す。


「俺、初めて攻略したんだよ、すごくない?」


その顔をみると、凄く嬉しそうで
褒めて~褒めて~って顔をしていた。

“そんなに嬉しいものかな?”

でも、アゴなら翔くんが達成できていなかっただけで
自分自身もそうだけど松潤やゲストの方々も何度も達成してるしな~
なんて思いながらその嬉しそうにしている翔くんの顔を眺めた。


「俺、頑張ったんだから」

「うん、頑張った頑張った」


翔くんがそう言ってくるから頑張ったねって
言ったら不満そうな顔をする。


「その言い方~。そりゃあ、智くんは何度も達成してるけどさ」

「まあ、ね」

「でも凄く大変だったんだから」


そう言って口を尖らす。


「ふふっまあ、あれホントきついよね」

「そうだよ。智くんはデキる人だから
たいしたことないかもしれないけどさ」


デキる人って。


「それに最近じゃコツも掴んじゃってかなり余裕じゃん。
だけど俺にとって達成できたことは感無量のできごとだったんだから」


何だか凄いこと言ってるぞ?


「そんなに凄いことだったの?」

「そうだよ~」

「っていうかさ腕の筋力があるのはわかるけど
もっと腕だけじゃなくて身体全体を使うと楽だと思うんだけど」

「それができないの~だから今まで登れなかったの~」


そう感じたことを言ったらそれが出来てれば苦労しませんって
顔をして訴えてくる。


「そっか」

「ね、だから、褒めて褒めて」

「うん、すごいすごい」

「それだけ?」


……足りないらしい。


「よく頑張った、頑張った」

「なんか無理やり言ってない?」


そう言ってまた不満そうな顔をした。
あ~そんな大層なことだったなんてわかってたら
ケーキでも買ってきといたのに。


「そんなことないよ。それに登りきったときの翔くん可愛かったよ」

「え~かっこいいじゃなくて?」


そんなことを思いながらそう言ったら
また不満そうな顔をした。


「ふふっ不満そうな顔してるね」

「だってさ、やっぱかっこよかったって言ってもらいたいじゃん」

「ふふっかっこよかったよ。ただあそこちょっと高いじゃん。
だから降りれるかなってちょっと心配しちゃった」


そうだ、あの時翔くん高いとこ苦手だから大丈夫かなって
そればっかり気になってたんだった。
でもそう言うとやっぱり不満そうな顔。


「今日の翔くんすご~くかっこよかったよ」


そう言って、ちゅっと頬にキスをしたら
嬉しそうに、うんって言ってようやく満面の笑顔を見せた。

普段は冷静で真面目な姿でニュースなんて読んだりしちゃってるのに
(しかもその姿がかっこいいと何度も言ってるのに)
こういうところがかわいい人なんだよね
そう思いながら心の中でクスッと笑った。








VS嵐 8月28日 ほっとけないチーム



『大野解説員的にはどうですか?』

『いや、さっきと似てるよね?』

『さっきと似てる?』

『ほっとけないチームの方ね?』

『真ん中あるバージョンになっちゃったぐらい』

『真ん中あるバージョンです』

『あのみなさん真ん中縦で想像されるかと思うのですけど
大野さんの場合はあの横の真ん中で話をされているんですね~
あ、大野の解説員です』



「翔さん、さすがですね?」


楽屋で一人でいたらニノがそう言って話しかけてきた。


「え~何が?」


なんのことか分からずそう言って聞き返す。


「さすが大野さんの解説委員。
わかっていらっしゃる」


そう言ってニノはクスリと笑った。


「ああ、あれ? でも、にのもわかってたでしょ?」

「まあね」


にのも、さっきと似てるって智くんが言った時
瞬時に察して答えていたもんね。


「でもさ、あれやっぱ俺ら以外だとわかんないんだよね~」

「確かに。俺らはすぐ理解できたけど
ほかの人たちってみんな頭の中がハテナマーク
になってたからね」


智くんの話し方って感覚的なんだよね。


「そうなんだよね」

「だからつい解説したくなっちゃうんだよね~」


智くんはあまり多くを語らない人だから
こういうことが言いたいんだよって
つい伝えたくなっちゃうんだよね。


「まあ、俺らにしかわかんないからね」

「そうね、もう長いこといるから
俺らだけはわかっちゃうね」


そう。智くんの言いたいことは瞬時にわかるけど
周りがなんの事かわからず呆然となってて
初めて伝わってなかったんだってわかるくらいに。


「ふふっでもまあ、それだけじゃないですけどね」

「え? それってどういう意味?」

「いえ、別に。翔さんは大野さんの一番の解説者ですから」


そう言ってニノは意味深に笑うと
俺、トイレって言って歩いていく。


“大野さんの一番の解説者?”


まあ、確かに言われてみるとそうなのかもしれないな。
なーんて思いながら、歩いていくにのの後ろ姿を眺めた。











短編集 part2

2014-06-10 13:44:54 | 超短編



VS嵐 6/5



その日の収録はもうすぐワールドカップという事で
2002年にW杯に行った3人が観戦したという話で
盛り上がっていた。


この話って何回目だっけ?
何回かしてるよね?


そんな事を思いながら翔さんの顔を見つめると
翔さんは大野さんの中華食べて帰ったという
突然の思い出話に嬉しそうに手を叩きながら
爆笑していた。


そんなに爆笑したらイケメンが~。
な~んて思いながら
それにしても相変わらず大野さんのこと
大好きよねって思いつつその顔を見つめた。







そして話は4年前のワールドカップの時の話になる。






4年前のワールドカップと言えば、思い出す。






大野『ワールドカップって今年? あれよく覚えている
(サッカーは)できないけど、観るのは好きだからさ。


なんか前評判では、今大会は日本はあんまり……
みたいなふうに書かれてたけど、絶対に一回戦で
負けることはないと思っていたの』


櫻井『ワクワクしたよね~。
最後の試合だったかな、コンサートの打ち合わせを終えて、
智くんとふたりでお酒飲みながら観たり』


大野『そうそうそう。
夜中に打ち合わせが終わるとちょうど試合始まる時間でね
打ち合わせの部屋にあったテレビ観て帰ったりしたよ』






な~んて事を、さらりと。
凄く、さらりと



さりげな~く暴露していましたっけね。




なんて事を思い出しながら二人で仲良く話している
姿を見て隣で思わずクスリと笑った。








『』内はSODA 2011年2/1号 
嵐2010年10大ニュースという記事で原文ママ。











 

 NEWS ZERO 6/2



「これって翔くんずっとやってるよね~」

「……へ?」


突然智くんがスマホを見ながらそう言ってきたので
意味がわからず思わず聞き返す。


「ほら、この記事」


そう言って智くんがスマホを差し出す。


そこにはZEROでの自分のコーナーでの出来事が書いてあった。






それは普段、指し棒を使用し説明するがそれが人物の写真であった場合
指し棒を使用せず手を使っている。
その事を知ったその時紹介した市長がその配慮に感謝と
ツイッターしたということが記事になっていた。


確かに以前からずっとやってきたことではあるが
記事になったことにも、そして智くんが
それに気づいていたことにも驚く。


でも、智くんは意外と見ていないようで見ている人なんだよね。
細かい事にも気づいていないようで
ちゃんと気が付いている人なんだよね、と思う。






「やっぱzeroの翔くんってかっこいい」

「ふふっいつも見てくれてありがとね」


そんな事を思っていたら智くんがその記事を見ながら
そう小さく呟いたので、ありがとって言って
ちゅっとその唇にキスをした。













 死神くん #7





「あ、徹子さん」


何気なく智くんの出ているドラマを見ていたら
徹子さんが登場した。
そう言えば出演される事になったのだと
前に智くんから聞いた事があったっけ。





それにしても



35年ぶりにドラマ出演をしたというのが
智くん主演の歌のおにいさんでっていうのも凄すぎるけど
その後が全くなくて5年ぶりに出演したのが死神くんって。
どれだけ智くんは徹子さんにとって特別な存在なのだろうと思う。


徹子さん程の芸歴で徹子さん程の方であれば
今までだって考えられないくらいのオファーはあったはず。
しかも二つとも徹子の部屋での共演がきっかけだった。


で、あれば毎日ゲストを迎えている番組で
今まで大物と呼ばれる方々からの出演依頼だって
全くなかったわけではなかっただろう。


それなのに出演したのがこの40年で
歌のおにいさんと死神くんだけって。


どれだけ重大で特別なことなのだろう。
そんな事を思いながらそのドラマを眺めた。









「死神くん見たよ」

「え、ホント? ありがと」


智くんに早速報告すると
智くんは嬉しそうにそう言った。
かわいい。


ドラマでは時々深い何とも言えない表情を
見せる時があってドキっとさせられるけど
普段の智くんはやっぱり可愛らしい人なんだよね。






「何だか徹子さんがやけに楽しそうだったね~」

「そうなんだよ。なんか自分で色々演出まで
考えてきてくれたんだよねぇ」


そう言って可愛らしく笑う。
やっぱかわいい。
ああいうドキっとする表情もいいけど
こんなふうに和やかな笑顔の智くんも好きなんだよね~。



そんなことを思いながらやっぱり
何十年もドラマに出演しなかった徹子さんを
2度も出演させてしまう智くんがやっぱりすごい人だと思った。












 


 ミュージックステーション 5/30






最近撮った写真というお題。







友達の家に泊まった時に写した


寝袋で寝ている写真。


それには意味がある。








「うちで寝ればいいじゃん」


家に帰ってお酒を飲みつつソファでくつろいでいたら
智くんが不満そうにそう言った。




「へ?」

「あんな寝袋に寝るくらいだったらさ
うちきてベッドで寝ればいいのに」


智くんはそう不満気にそう言った。


「あ~あれ? いいのいいの」

「……?」

そう言うと智くんは無言のまま意味わかんないって顔をする。






「あれは深い訳があるからさ」

「……は? 意味わかんない」


そう言うと智くんはますます意味わかんないって顔をする。





「いいのいいの意味分かんなくて。見かけだけだから」

「やっぱ翔くんの言ってることわかんない」

「いいのいいの」






そう不満そうな顔をしている智くんに
こうしてお互いの家に行き来していても
大学の時の友達ともやっている事だし
不自然だと、変だと思われないようにってやっただけなんだけどね~
と心の中で思いながら不満そうに尖らせている可愛らしい
その唇にちゅっとキスをした。








 





 嵐にしやがれ 5/24 ゲスト石原さとみさん









『そういうことで言ったらさ、絵描けばいいじゃん』



 な~んて言ってたのに



『ズルいよ』



 いざ本当に智くんが絵を描くと、凄い不満顔。



『やるな~。短時間でやるのが素晴らしいですよ』



 そして結局は褒めちゃってるし。


 智くんくん大好きなニノは忙しい。


 そんなニノが何だか可愛らしくて思わず笑ってしまう。








「あれって先に円を描いてもらうことに意味があったんだね」

「まあね」

「いいよなぁ。智くんに絵描いてもらえて」

「んふふっまたそれ言ってる」

「だって言っても言ってもなかなか描いてくれないんだもん」


そう文句を言うと智くんはんふふっと無邪気に笑った。







ニノじゃないけど智くんに絵を描いて貰えることが
どんなに特別な事で、大きくて、重要なことなのか
一番よくわかっているのは多分自分達メンバーなのだと思う。


だから短時間でサラっと描いた絵でも凄く凄く羨ましい。






「今度絶対描いてよ」

「うん」

「返事はいいんだけどなぁ。いつのことになることやら」


そう苦笑いをすると智くんは
いたずらっ子みたいな目をしてえへへと
無邪気に可愛らしく笑った。

短編集 part1

2014-06-03 16:16:53 | 超短編


 [書ききれなかった分です。]




 ミニステ 5/30



家に帰って一番最初にすることというお題。


『ポケットの中にある鍵とか携帯とかそういうのを置く
プレートみたいなのがあるんですよ、そこに出して~』


そう答えていたら隣で妙にテンションを上げ
じっと何か言いたげに見つめてくる視線を感じた。


視線が気になりちらっとそちらを見ると
妙に興奮して目をキラキラにさせ頷いている
智くんがいた。




『一緒、一緒』


なぜか目をキラキラさせたまま
いつになく興奮した智くんがそう言って
指をさしながら一人盛り上がっている。




「いつも帰ってきたら翔くんと一緒に置いているんだよね~」


な~んて言い出しそうで


“それは言っちゃダメなやつよ”と心で制しながら


『取らないで人のコメントを~』


そう言って慌てて智くんの手を押さえた。





そんな無邪気で可愛らしい智くんにドキドキもしちゃうけど
でもそんな興奮しひとり盛り上がっている智くんもまた可愛いんだよね~。


って爆弾を投下したのは自分自身だったと強く反省。




家に一緒に帰りいつものようにトレイに鍵やら携帯やらを置くと
智くんも同じように鍵と携帯を出してそこに置く。
そして目が合うと、ニコっと意味深に笑った。








 嵐にしやがれ(ゲスト キムラ緑子さん) 5/10



智くんは演技とは言え余程堪えたのだろう。
家に帰ってからも一言も発せずただ付いているだけの
TV画面を眺め、ぐったりしている。


自分自身演技と分かっていても演じるのも
そして見るのも辛かった。
いくら精神的にもタフな智くんといえども
そして演技と分かっていてもかなりキツかったんだろう。


自分自身10歳はあの後老けた気がする。
それぐらいダメージがあってきつかった。
それを智くんは5人分受け止めたんだよね。





「ごめんね」


そう言うと智くんはおもむろに顔を上げこちらをゆっくりと見た。
そしてじっと見つめると小さな声でうん、とだけ言って
左肩にそっと頭を乗せてきた。


だから身体の向きを変え智くんの身体を
包み込むように抱きしめる。
智くんはゆっくりと腕を伸ばしてきて背中にまわしてきた。
そしてぎゅっとその腕に力を込める。


“智くんがもういいよって言うまでこうしてるからね”


そう心の中で思いながらその華奢な身体をぎゅっと抱き締めると
智くんもますますぎゅっと抱きついてきた。



そのままずっとお互い無言のまま
いつまでもいつまでも抱きしめ合った。






 


 アラフェス(迷宮ラブソング)



4人横並びで並んでいる状態で一人。
歌いながら4人に向かって歩いてくる。


メンバーはそれぞれ何だろう?と不思議そうな顔を浮かべ
その美しい人を見つめる。


そしてその美しい人は歌詞に合わせ一人ひとりを見つめ
指をさしながら綺麗な、そして意味深な表情を浮かべた。






そして差されたものは


あるものは嬉しさを隠しきれず爆笑し
そしてあるものは可愛くて仕方がないって表情をし
そしてあるものは嬉しさに、はにかみの表情を浮かべる
そしてあるものは嬉しさを隠すように照れくさそうに笑った。




ホント、小悪魔。









 魔王的な




そのドラマは魔王に設定が似ている部分があると
少し話題になっていて興味があった。
智くんもいないし時間にも少し余裕があったので
録っておいたそのドラマを見る。






これ




智くんで見たい。




影のある美しい主人公。




もちろん死神くんもいいけどこういう役




また見てみたい。





敵か味方か寄り添い協力してくれるイケメンの新聞記者。
年上の先輩を慕う素直で可愛らしい研修医の男の子。
そして対立する医師や教授。


あのナース役だけは女同士独特の嫉妬とかが
はいってくるからダメだけど
それ以外はそのままの配役で智くんでいけそう。



な~んて思いながらそのドラマを眺めた。









 相葉マナブ 4/20



智くんと一緒の相葉ちゃんはとても楽しそうで
そしてとても嬉しそうだった。


ジュニア時代に朝まで一緒に遊んだ話なんかもしてて
羨ましいのと少しだけ妬ましいのと。
やっぱ二人の間には特別な感じがあると思う。


しかも今回は智くんの大好きな釣りだしね~。




『何でここまで仲良く一緒に一匹づつ釣れるんだろうねぇ』


そんな羨ましさを感じつつ見ていたら
相葉ちゃんが嬉しそうに
凄く嬉しそうに、そう言った。


やっぱ、羨ましい。



そんな事を思いながらグラスを傾けていると
智くんが帰ってきた。



「あ、これ相葉ちゃんとのやつ?」

「そう。なんだか二人とも凄く楽しそうだよね」

「うん、凄く楽しかった~。釣りもできたし」



何も知らない智くんは無邪気にそう言って笑う。



「何だか羨ましいよ」

「……う~ん、じゃあ今度は翔くんの番組でってね~」


羨ましいというと智くんは少し考える顔をして
そういった。




「ふふっそうだね」


そう言って智くんに笑いかけると
智くんは無邪気に可愛らしく笑った。