yama room

山コンビ大好き。

ブログではなくて妄想の世界です。

きらり

yama4

2012-02-29 21:32:48 | 日記
「じゃあ、行ってくるね。
まだ風邪完璧に治ってないんだから
今日もゆっくり休んでいるんだよ。」
そう言うと
「もう行く時間だっけ?
・・・寂しい。」
そう言って智さんがベッドから両手を出して
大きく手を広げた。

連日の忙しさからの疲労もあり
まだ体調が万全でない智さんは珍しく弱気で。
きっと心細いんだろうな、と思いながら
その腕の中に入り込むように
そっと身体を預ける。

智さんが、ぎゅっと腕を身体にまわしてくる。
「終わったらすぐ戻るから。」
そう言って抱きしめると
「うん。」
そう言って胸から顔を離さず頷く。

そしてもう一度ぎゅっと腕に力を込めて
抱きしめて頬にキスをした。


yama3

2012-02-25 22:44:39 | 日記
目を覚ますと隣に
人の気配を感じた。

翔くん?
そう言えばメールして来てもらったんだっけ。
ちょっと眠るつもりがぐっすりと眠ってしまったらしい。

そのせいか身体は随分と楽になったような気がする。
これも翔くんのおかげかな?
隣でぐっすりと眠っている櫻井を見て
ふっと笑う。

この人は本当に不思議な人だと思う。
凄くしっかりもので勉強もできる。
かと思えばとんでもなく不器用な部分があったりして。
とにかく自分とは正反対のひと。

いつも自分の事を尊重してくれて
大切に扱ってくれる人。
頼めばこうやって自分のために
どんなに忙しくてもとんで来てくれる人。

いつも自分の事を見てくれていて
何かと助けてくれる人。
だからこの人がただそばにいてくれるだけで
凄く安心する自分がいるんだ。

「いつもありがとうね。」
そう言ってチュッと頬にキスをすると
その気配で目を覚ましたのか目を開ける。

「あ、起きてたの?
身体の調子は大丈夫?」
そう言って身体を起こし
額に手を当てる。

「熱は下がったみたいだね。
何か飲み物でも持ってこようか?」
無理言って来てもらったのにも
関わらず相変わらずの優しさに
涙が出そうになる。

「翔くん、大好き。」
そう言って
ぎゅっと抱きつくと
「俺も大好きだよ。」
そう言ってぎゅっと抱きしめ返された。

yama2

2012-02-24 18:24:19 | 日記
「しょ〜くん」
ニコニコしながら近づいてくる。
「なあに?」
「はい、これ」
そう言って渡されたのは
リボンのかかった小さな箱。

そういえば今日はバレンタインだったっけ。
これってもしや?
マジで?智さんから俺に?
ちょ〜嬉しんですけど。
じゃあ、今晩お礼にって事で
食事にでもいこっかな〜。
何食べにいこっかなあ〜。

何て事を頭でぐるぐる考えていたら
「じゃまたねっ。」
ええ?もう行っちゃうの?
まだいいじゃん?
もう少しお話でもしようよ〜。

何て言おうと思っていたら
「次は相葉ちゃんに、渡しに行くの。」
そう言って風のように行ってしまった。
おおっっ俺にだけじゃなかったのかよっ。
マジかよ〜。
ま、いいや。

貰った小さな箱の包を開けると
そこには手書きで「翔くん大好き」
と書いてあるチョコレートが。
その言葉の周りには何やら凝った絵が
描かれている。

やっぱり可愛い人だな、智さんって。
そう思うと自然と笑みが浮かぶ。
やっぱり、後で食事にでも誘おうっと。
その後部屋でゆっくりまったりしよう。

yama

2012-02-20 21:56:35 | 日記
仕事が終わってメールをチェックすると
「今日これる?」
と智さんから。

そういえば風邪で寝込んでいるって
言ってたっけ。
何か欲しいものがあるのかも。
そう思って
「今からいくよ。
何かいるものある?」
そう送り返した。

部屋に着くと
顔を赤くして寝込んでいる
智さんがいた。

「今日、大丈夫だったの?」
心配そうにそう尋ねる。
「今日の仕事はもう終わり。
明日は遅いし、大丈夫だよ。
それより、薬は飲んだ?」
そう言うとちょっと嬉しそうな
顔を見せる。
カワイイ。。

「これ、頼まれていたアイス。
今、食べる?」
そう聞くと、
「ううん、今いらない。
しまっておいて。
買ってきてくれてありがとね。」
熱があるせいか辛そうな表情。

「もう少し寝たら?
しばらくここにいるから。」
そう言うと、
「ほんと?」
弱いときはそばにいて欲しい人だもんね、
智さんは。
「うん、適当に帰るから
気にしないでちょっと寝たら?」
そう言うと、
「うん、じゃあちょっと寝る」
そう言って静かに目を閉じた。

少しすると、小さな寝息が聞こえてきた。
その寝顔をしばらく見つめる。
そしてチュッとキスをした。
寝ているかと思っていた智さんが、
ゆっくり目を開けて
「風邪、うつるよ。」
そう言ってニッと笑顔を見せる。
その顔があまりにも可愛くて
「うつってもいいも〜ん。」
そう言って深いキスをした。