yama room

山コンビ大好き。

ブログではなくて妄想の世界です。

きらり

しやがれ 9/24

2011-09-27 22:55:06 | 日記


「今日、仕事これで終わりでしょ?
 ごはん一緒に食べていこう?」

5人での収録の仕事が終わり、
二人きりになった時に、そう話かける。

「・・・ヤダ。」
と、少し間があいてから、
無表情な顔で返事が返ってくる。

「・・・えっ?」
まさか、断られるとは思っていなかったので、
思わず聞き返してしまう。

「・・・ヤダって言ったの。」
ちょっと怒った顔で、そう答える。

「もしかして、さっきの・・・怒ってる?」
先ほど収録した中でのやり取りを思い出し
恐る恐る聞いてみる。

「・・・別に。」
無表情で、顔を背けたまま
返事が返ってくる。

「・・・怒ってるよね。ごめん。」
怒っている事がわかった僕は
素直に謝る。

「知らない。翔くんなんてキライ。」
先ほどの怒った表情と違い
泣きそうな表情になり、そう答える。

「ごめん。本当にごめんね。
俺、どうかしてたよね。」

ああいうやり取りを、自分とするのが
好きではない事を分かっていたはずなのに、
ついやってしまった事を反省し、謝る。

「・・・翔くん、キライ。」
さっきまで、目も合わそうともしなかったけど
目を見ながら、泣きそうな顔で言う。

「・・・ごめんなさい。」
傷つけてしまった、そう思った。

「・・・キライ。」
小さな声で、でもハッキリと言う。

「・・・ごめん。どうしたら許してくれる?」
ただ、ただ許してもらいたくて
そのためだったら何でもしたいと思った。

「・・・。」
返事はなく、黙ったままただじっと見つめられる。

「何でもするから・・・。
お願いだから、機嫌直して。」

「・・・。」

「もう、しないから。
・・・ね。」

「・・・。」

「ごめんね。」

とにかく、傷つけてしまった事を謝る。

「・・・もう、しないで。」
うつむいていた顔を少し上げて
そう、答える。

「わかった。ごめんね。
もう、しないから。」

「・・・うん。」
小さな声で返事が返ってくる。

「ごめんね。」
そう言って、ギュッとその小さな
肩を抱きしめた。

もう、二度とこの人を悲しませたくない、
二度とこの人を傷つける事はしたくない、
そう思った。

山の二人

2011-09-13 17:49:47 | 日記
二人で並んでソファーに座ったり
寝っ転がったりしながら
お互い好きな事をして過ごす。

新聞を見たり、雑誌を見たり。
時々一緒にテレビを見ながら
しゃべったり。

そんな幸せな時間。

ふっと気持ちが抑えきれなくなって
「好き。」
という言葉が思わず口から出る。

言ってしまった自分もそうだけど、
急に言われた智くんも、
当たり前だけどびっくりしたみたいで、

「・・・え?」
と、聞き返す。

「いや、何でもないです。」
そう答えるけど、ちゃんと言うまで
許しては、もらえそうもなく
静かな目で見つめられる。

「・・・あの・・・・好き・・・って。
あの、だからって
別に変な意味じゃないから。」

あわてて、そう言ったら、
読んでいた雑誌を
テーブルの上に静かに置いて、
じっと顔を見つめられる。

そしてゆっくりと口がひらく。
「・・・知ってる。」

そう言って、ゆっくりと
ゆっくりと顔を近づけてきて、
頬にチュッと
ふれるだけのキスをされる。

「今も・・・今までも・・・。
これから先も多分ずっと・・・。」

そう言ったら、
ふっと笑って、ゆっくりとゆっくりと
顔が近付いてきて今度は唇にチュッと
ふれるだけのキスをされた。

コンビニでアイス

2011-09-04 21:51:14 | 日記
部屋で二人でのんびりとテレビを見ていると、
ふっと智くんがかわいらしい顔をむける。
「どうかした?」

そう聞くと、
「何だか、アイスが食べたくなっちゃった。」
と、またまたかわいらしい顔を見せ、そう答える。

「そっかあ、今アイス置いてないもんね。」
そう言って時計を見ると午前0時をすでにまわっていた。

こんな時間に二人で一緒にいる姿を見られても、
と思い
「じゃあ俺、コンビニで買ってくるよ。
智くんは、どんなのがいい?」

そう言うと、
「うーん。」
と、少し考えるような顔をする。

そして
「翔くんと、一緒に行きたい。」
とまっすぐな視線で答える。

それを聞いて、ちょっと困ったと思ったけど
ダメなんて言えるはずもなく
「じゃあ、一緒に買いに行く?」

そう言うと、智くんは満面の笑みで
「うん。」
と嬉しそうに言う。

真夜中のコンビニはお客さんもまばらで。
でも気付かれると面倒だからと
そそくさとアイスを選び店を出る。

会計を済ませ、アイスを手にした智くんは
何だかとっても嬉しそう。

それを見てこっちまで何だか嬉しくなって
ふっと笑ってしまう。

そんな僕を見て智くんが
「翔くん、アイスありがと。」

なんて言うもんだから
あまりのかわいらしさに
眩暈をおこしそうになりながら
「うん。」
と答える。

色々つまらない事考えちゃったけど、
ダメなんて言わなくてよかった。

こんな嬉しそうな顔が見れてよかった。
これからもこの人が笑顔でいられたら、それだけでいい。
心からそう思った。