島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

島原城下を歩く4(恵比寿堂跡)

2014-04-24 13:21:02 | 歴史・史跡
七万石坂はあとから造られた道なので、上の町通りを途中で切ってしまっています。
坂を挟んで、上の町通りは続いています。
先に少し進むと、なんてことの無い駐車場に行き当たりました。(表紙写真)

駐車場のわきに解説板が建っています。
記録によると、寛政四年(1792年)四月朔日に発生した島原大変の大津波の波先は、地区によってまちまちですが、三会町・有馬町では恵比寿堂の辻が「津波堺」になっていました。
昔は、この駐車場の場所に恵比寿堂があったそうです。
この場所で標高が8mあるそうなので、当時の津波の高さが伺われます。
肝心の恵比寿堂は十字路の道向かいに移転していますと、土橋氏が指す方を振り向くと、

え、これ!?
あまりにもこじんまりとし過ぎていて、見落としていました。
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七万石坂

2014-04-24 11:41:17 | 雑談・その他
以前、ネタがなかった時にアップしたかも知れません。
東を見ると、

島原駅。
西を見ると、

島原城。
ここが「七万石坂」です。
しかし、交通の要所となる場所から直接お城へ繋がる道がある筈もなく。
あとから造られた道です。
城の内と外には城壁が造られるものですから、坂道になっているわけです。
で、坂道の突き当たりには昔、南高来郡だったころの郡の建物があったそうです。

その時の名残としては、石垣の上に残る赤いレンガ壁だけです。
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