TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

リファービッシュ

2005-02-05 01:18:32 | 用語集
 古い住まいや道具を磨き直し、長い間気持ちよく使い続けること。その手法。

 最近の新聞で、布団の打ちなおしをする人が増えているという記事を読みました。ちょっと手入れをするだけで、長く使い続けることのできるものって、意外と身近にあったりしますよね。。
ただ、リファービッシュした部分が、あまりにも露骨に分かりすぎると、かえって興ざめになったりします。なんというか、古さ加減も大切で、そこに親しみを感じます。

 そういえば、実家の古い箪笥を修理に出したら、コテコテ、ピカピカのラッカー仕上げになって戻ってきたのにはびっくりしました。
 リファービッシュって、単に綺麗にするだけでなく、その物の歴史を反映させたり、適度に古い部分も残したり、アジを出したり・・・、修復技術のほかに、美術的なセンスも必要なのかもしれません。

 リファービッシュ住宅なるものも見つけましたが・・・。これって、どうなんでしょ。
まあ、確かに見た目は綺麗ですが、本来のリファービッシュの意味とは違うのでは?たんなるリフォーム?

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The Ecology of Commerce

2005-02-05 00:43:28 | 用語集

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サステナブルサロン

2005-02-05 00:38:05 | 用語集
Comment (1)
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代官山再開発物語

2005-01-23 21:34:21 | 用語集
赤池学「代官山再開発物語」太平社
を図書館でナナメ読みしました。

同潤会アパートから代官山アドレスへの再開発事業のドキュメントなのですが、とても面白かった。地権者との生々しいやり取り、遅々として動こうとしない行政。電力会社の参加による転機などなど。自分が、似たような仕事をやっているだけに、とても勉強になりました。

そして、なによりも「プロセス」を関係者みんなが共有していけたことが、足掛け16年という長期にわたる再開発を成功に導けたのではないかと思いました。
 関係者のコメントとして、「後で振り返ると、相当無駄な作業をしているが、それこそが、地権者をはじめとした関係者間の意志の疎通を密にし、同じ思いを共有できた。そのプロセスが、コミュニティを育み、建物ではなく、「心」をつくった」みたいな内容のことが書かれていて、「まさにコミュニティって、コミュニケーションがないと生まれないものなんだ」ということを改めて実感しました。
 私も、そういう仕事に関わりたい。それが、コンサルタントとしての本来の仕事ではないか思う。

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アワニー原則

2005-01-23 21:21:38 | 用語集
ピーター・カルソープらを中心としたアメリカのニューアーバニズムの先駆者たちが1991年に提唱した。
郊外型のニュータウン計画において、従来コミュニティーの継承と永続を主眼としたもので、都市のスプロール化に端を発したニュータウン開発が、地域独特の習慣や歴史や文化といったローカルコミュニティを「グローバル化」の名の元に、文字通り「さら地」にしてしまうことを危惧したもの。
これらの、発言がきっかけとなって、開発プロセスの共有化や既存のまちの持つ魅力を、地域のストック(資源)として生かす計画の実現が図られるようになった。

EX.コンパクトシティ、サステナブル・コミュニティ、スマート・グロース
(コミュニティ、アメニティ)

詳細はHP。アワニー原則

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ビューイング・コリドー

2005-01-10 18:33:34 | 用語集
 日本でも本格的な「景観コントロール」が、景観3法の施行により実施されようとしています。
地方や郊外といった白地地区だけでなく、都心においても法が確立されたことで、これまで以上に建築、都市計画においても「質」が評価されることになるのでしょうか。。

 いかんせん、まだ施行されたばかりですから、建築設計に対するインセンティブ(いわゆるアメとムチ)や、評価制度の確立などを含めた景観コントロールの手法については、先進国である欧米に学ぶ姿勢も必要かもしれません。
 ある本に書いてあったのですが、都計図やマスタープランで扱うのは、あくまで2Dでしかありませんが、景観は、扱う範囲が3Dになるため、広域としての地区指定だけでなく、風景を観賞する地点を定めた「視点場」からの規制を行う必要があるとのこと。。

 先進国である欧米ではロンドンのビューイング・コリドー(Viewing corridor)、バンクーバーのビュー・コーンなどのように、新築する建物が、歴史的な建造物や風景などを遮ることがないように、建築限界というか、景観限界?が決められています。
だから、ロンドンのセントポールが、どこからでもランドマークになっていたりするんですね。。

 日本にも昔から「富士見坂」というものがありましたが、今は超高層ビルが乱立したために、実際に富士山の見える坂は少なくなったと聞きました。
そういえば、最近の品川のインターシティや汐留のシオサイトなんかも異常な密度ですよね。。

なんか、仕事とかじゃなくって「景観」に関して、自由な提案をしていたいものです。例えば、TOKYO Viewing Corridor (TVC) Projectと名づけて、東京で美しい風景(ビューポイント)を地図上にマッピングして、それを遮蔽しないための景観限界範囲を示すなど・・・。
日本では、岡山県の景観条令により、背景保全地区制度が制定されていますが、それをもうちょっと、親しみやすく提案できないものでしょうか。。

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田舎は徹底的に田舎にする

2005-01-08 02:28:28 | 用語集
とのたまっているページを発見!
http://decodeco.lomo.jp/blog/

うーん、なかなかきわどい事をさらっと言うもんだ。。
さすが、コピーライターの卵。ハッとさせられました。

計画をかじってる人間としては、つくづく考えさせられるコピー、もとい言葉でした。

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