gura talk vol.01 RDM 中田琢史さん講演会

毎年開催している日本建築家協会の会員作品展・住宅相談会ならびに講演会を今年はguraにて開催いたします。
今回の講演から、gura talkと名付けて、堅苦しくなく、一般の方でも気軽に聞きにきていただけるようなプログラムを検討中です。入場無料。
最初のゲストスピーカーは、構造家の中田琢史さん。
豊橋にいた頃からのつきあいで、いまは山形の案件を協働いただいています。
中田さんからは「木造建築の多様なありかた」と題してお話いただく予定です。

gura talk 01 中田琢史 講演会
11月3日(土)
open(開場)／15:30
talk(講演)／16:00〜17:30 guraホールにて入場無料
after-party(懇親会)／18:00〜 guraレストランにて会費制
※懇親会もどなたでもご参加いただけます。参加ご希望の方は10/26まで申込みをお願いします。

日本建築家協会山形地域会 会員作品展・住宅相談会
guraホールにて入場無料
11月3日(土)／12:00〜17:00
11月4日(日)／10:00〜17:00

お問合せ・お申込み
日本建築家協会山形地域会事務局(羽田設計事務所内)
Tel／023-622-2818

東北建築・まちなみマップ

日本建築学会の全国大会が今年は東北仙台にて開催されました。
2018年度 日本建築学会大会[東北]
http://taikai.aij.or.jp/2018/

全国から10,000名を超える研究者や建築関係者が参加した大きな学会大会にて配布された「東北建築・まちなみマップ(電子版／紙面版)」

に弊社設計の「西根の家」および「白鷹の家」が掲載されました。



東北建築賞作品賞として建築を評価いただいたうえに、全国大会で配布される冊子に挿絵入りで掲載されたことは、たいへん名誉なことと感謝いたします。

あいにく、先約があり、学会大会には参加がかないませんでしたので、この場をかりて御礼申し上げます。ありがとうございました。

空間の強度

宮内の家の現場。外壁工事。


佇まいがとてもよい。
自分でいうのもなんだが、控えめにいっても只者ではない。


屋久島地杉のファサードラタン(すのこ貼り)


こういうのを、空間の強度というのだろうと思います。
数値では現せない、建築の質。

もちろん、性能面もしっかり。
積雪2mに耐える構造。建物の燃費に優れた高性能仕様。断熱と気密もしっかり。
基礎断熱100mm、付加断熱により壁は210mm、天井は315mmの高性能グラスウール。
暖房はヒートポンプ式のパネルヒーターと薪ストーブです。

このような機会を頂けたクライアント、それを実現すべく現場で奮闘頂いている施工チームの方々、もう感謝しかない。
現場も折返し地点を過ぎ、後半戦。
どうか安全第一で、完成までよろしくお願いします。

宮内の家／南陽市宮内／Underconstruction

現地調査で出会った森の住人

弊社で取組んでいる某所の森づくり。
景観の保全修復と観光利用。相反するようで、実は相性の良いランドスケープ(景観設計)のおしごと。

人の手の入った自然こそが、里山であり、農村の原風景。
木をまったく切らないと森は荒れてしまいます。里山の荒廃が近年の土砂災害の原因のひとつとも考えられています。

現地調査で出会った森の住人


荒廃したこの景観をどのように生かすのか、ランドスケープと一体となった建築。もしくは、建築らしからぬ建築のあり方を模索しています。