TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

VE

2005-05-31 02:01:48 | 用語集
今日からVE(Value Engineering)研修を会社で受けています。。
VEとは

ぶっちゃけ、経営コンサルの技術屋版といったところでしょうか。。

それにしても、こういう研修を受けていると、つくづく土木分野が建築分野に対して遅れていることをひしひしと感じます。
今日の課題は、「擁壁」のVE提案。(そもそも、課題としてもかなりマニアックなのだが。。)

A:景観に配慮した設計も大切だよね。
B:そうだね。たとえば、化粧型枠使うとか、蔦で擁壁を隠すとか・・・。
↑はっきし言って、あなた方、間違っていますから!!
擁壁を「どう隠すか」とかが問題なのじゃなくって、「擁壁」そのものが問題なのですから!!

某N経○ン○トラクションとかを見ていても、つくづく意識の違いに驚かされる。
彼らの考える「デザイン」とは、たぶん「デザイン=化粧」以外の何者でもないのだろう。

いつから「デザイン」という言葉が、こんなにも陳腐化してしまったのだろうか・・・。
おそらく、軽々しく「デザイン」を連発する建築業界にも責任の一端はあるのかもしれない。

私自身は、そんなこともあって「デザイン」という言葉は、あえて使わないようにしている。
なんとなく、説明のつかない事柄が「デザイン」という一言で片付けられてしまうことに違和感を感じるからだ。

いつの日か、自分の言葉で「デザイン」について説明できるようになるまでは。

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3間×3間

2005-05-30 00:26:10 | *白鷹の家
能舞台と同じ3間×3間の広さの居間を、住宅の真ん中に据えた。

昔から受け継がれてきた、狭すぎず、広すぎないスペース。
心地よい広さの基準。

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プラン変更

2005-05-30 00:14:09 | *白鷹の家
建物大きさが、壁面後退距離により制限されるため、再度プランの見直しをしました。
その結果、居間と連続した外部テラスと和室の計画が可能となりました。

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CASBEE

2005-05-26 01:32:08 | サステナブル建築
CASSBEE(Comprehensive Assessment System for Building Environmental Efficiency)建築物総合環境性能評価システムが地方自治体でも採用され始めています。
簡単に言ってしまえば、建物の使用材料や、形態、立地特性、設備機器などから地球環境に対して、どの程度貢献している建物かどうかを評価するシステムです。
CASBEE

建築物の持続可能性を知る上でも、今後、評価軸の一つとなる事が予想されます。
一方で、CASBEEでよい評価をもらった建築物が、環境性能的には「優れた建築」ということはできても、建築物として「優れた建築」と言い切れるかどうかは分かりません。
人間の感覚や好みといった定量化できない部分をどう数値化するか、または、どういう重み付けを行うかによって、評価は左右されます。

景観利益を定量化する方法として、仮想評価法(CVM)などがありますが、主観が絡む評価方法には、どこか胡散臭さが付きまといます。CASBEEにおいても、建物が景観に及ぼす影響や、気候・風土を継承したデザイン等が評価項目に入れられているのですが、そこから先がブラックボックスのように分かりづらくなっているところが、気になります。
いずれにしても、すべてに万能な「評価方法」などあるはずもないのですから、その評価結果を「何に用いるのか」によって、評価結果を解釈することができればよいのかもしれません。
いずれにしても、もうちょっとCASBEEについて勉強しなくちゃですね。
Comments (4)
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空間ゾーニングと動線

2005-05-21 02:59:17 | *白鷹の家
住み手と必要な部屋数、そして敷地の周辺環境から、形態は全室南面する配置とした。
それに伴って、必然的に建物は東西に長いリニアーな形態となった。

その結果、部屋の種別により内部動線の最適解は半ば自動的に導かれる。
それによって並べられた部屋。
パブリックゾーンから、プライベートゾーンへと遷移する公私のグラデーション。

バリアフリーとは、水平方向のことを考えることなのかもしれない。
段差をなくすことがバリアーからフリーになるのではなく、フリーなこととリニアーなこととが同義なのだ。

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形態は機能に従う

2005-05-21 00:26:34 | *白鷹の家
コストの関係もあってこれから先どうなるか分かりませんが、機能と形態が一体となった建物にしたいと考えています。
構造もできるだけシンプルに、システマティックに。

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はじまりに向かって

2005-05-21 00:23:07 | *白鷹の家
今取り組んでいる住宅の設計について、今日からUPすることにします。
やはり、建築は「作ってなんぼ」の世界だと思うのです。

GWから本格的に設計っぽいことをやり始めているのですが、ようやくプランが収束しつつあります。正直言って、今の段階の絵を載せるのには抵抗もあったのですが、それよりも、コンスタントに設計を進めていくためのノルマというか、日課として、アウトプットの訓練として。

住み手の思いと、時間と空間。そして、コスト。考え始めると、とてもとても奥が深い。
建築って、たぶん空間と同時に、時間を考えることなのだと思う。

特に住宅は、生活の中で一番長く接する場所。皮膚に一番触れる空間。一番長く目に触れる空間。そんな空間だからこそ、心地よくしたい。

雪国の小さなまちに建つ小さな住宅。緩やかな山裾の南端に佇む小さな木の箱。主張するのでもなく、溶け込むのでもなく。

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レインボーファン

2005-05-17 01:34:11 | いいもの
衝動買いしてしまいました。。
葉っぱの色と形がとても不思議な感じで惹きつけられてしまった。
それにしても、好水系なので頻繁に霧吹きしないと・・。
手間がかかるって、わるくないなぁ。。

イワヒバ科・半耐寒常緑多年草。中国南部原産。和名『紺照鞍馬苔(コンテリクラマゴケ)』
・英名『Rainbow fern』。
光の加減で葉色がくるくる変わり様々な表情を見せてくれる、ブルーグリーンの輝く葉が魅力の観葉植物です。

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松江泰治 CC gazetteer

2005-05-15 11:25:38 | 展覧会
今日の新聞で知ったけど、展覧会は終わってしまっていた。。
NADIFF

『Hysteric 松江泰治』(2001 編集:大田通貴+綿谷修 装幀:塚本明彦 評論:楠本亜紀 協力:TARO NASU GALLERY 発行:ヒステリック・グラマー)
が出てるみたいなので、今度本屋さんでチェックするつもり。

以前から「止まっているもの」より、「動くもの」に興味が惹かれます。建築も、静的なものよりも動的なもの、生命感、みずみずしさ、なまなましさのなかに「美しさ」を感じます。
ちょっと見逃してしまったのは残念ですが、HPの写真からは、単なる写真以上の「ナマナマしさ」を感じました。

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晒よし飴

2005-05-06 20:17:22 | 
帰省した時に、お土産に買おうと思っていたのが、九重本舗 玉澤さんの「霜ばしら」&「晒よし飴(さらしよしあめ)」

知る人ぞ知る飴菓子なのですが、地元民でも意外と知らない人が多いかも。。

味というよりも、そのサクサク、パリパリとした食感を楽しむお菓子です。
個人的には、歯でかじらずに、口の中で「すぅ~っ」と溶けていく感じが好きで、一度食べたら忘れられないお菓子の一つです。
(まさに、「霜ばしら」を食べているみたいな感じ。。)

期間限定品&超高級お菓子ですが、「萩の月」以外で仙台土産をお探しなら、特にお勧めです。
Comment (1)
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