TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

【糠塚の家】地鎮祭

2017-11-24 09:01:15 | *糠塚の家

天童市で取組んでいる二世帯住宅(建築基準法上は長屋)が地鎮祭を迎えました。
工事が滞りなく安全に行われることを祈念いたしました。


二世帯住宅といっても、それぞれ独立した子世帯の住まいと親世帯のセカンドハウスがひとつの屋根でつながる建物です。
風呂、トイレ、キッチンはそれぞれあるため、法的には長屋となります。

設計はこれまで経験したことのないほどの難産でしたが、ようやく工事がはじまります。
冬の朝の澄んだ空気と晴れ渡る青空が美しく、身も心も引き締まる思いです。

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【カミン再生】建築化遊具/巨大なネット遊具

2017-11-09 06:58:20 | *上山市総合子どもセンターめんごりあ /旧カミンコンバージョン

上山市で取組んでいる大型ショッピングセンターのコンバージョン。
既存建築物を子どものための屋内遊び場および子育て世代交流エリアへとリニューアルする全国的にも稀有なプロジェクトです。
来年3月の完成に向けて、地元の羽田設計さんと協働で取組んでいます。

もとの建物はバブル期に再開発で建てられた複合商業施設。1階がスーパーや飲食店、2階が衣料品等のテナント、3・4階が駐車場。5階が市立図書館という、1万7000平米を超える巨大施設でした。その1階と2階を用途変更しています。
全く採光がないので、壁に穴を開け採光を確保。窓には、断熱気密に優れた木製サッシを設置。内部のエスカレーターを全撤去という2,000m2ほどのかなり大掛かりなプロジェクトです。
詳細
http://www.city.kaminoyama.yamagata.jp/soshiki/9/kamin.html

今回、子どもの遊び場のメイン遊具として建築化遊具(ネット遊具など)を上山市さんにご提案し、実現いたします。
かれこれ半年以上かけて、遊具メーカーを含む専門家チームで検討を重ねてきました。

既製品をただ並べただけの、名ばかり子どもの遊び場は、子どもの創造性を育むとは、私は思えません。
これまで、環境デザイン研究所で学んだ、建築化遊具、子どもの遊び環境について、ようやく地元でも具体化することができそうです。東北では随一の規模、おそらく全国的にも最大級のネット遊具になると思います。







ネット遊具が育む子どもたちの未来
https://www.axismag.jp/posts/2017/11/84471.html

https://youtu.be/JK4e0x-Tejk

メインとなるネット遊具の他にも、様々な建築遊具が実現する予定です。
空間全体が、子どもたちの遊びの場となるような、様々な提案をしています。


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