TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

ひさびさにCDを買いました

2010-08-30 22:35:28 | いいもの
ここのところ、バタバタと慌しかった反動か、急に音楽が聞きたくなった。
iTunesでダウンロードばかりしていたので、久しぶりにCDを買ったが、やっぱりCDはCDのよさがあると思う。



ツイート上で興味を惹かれた「Danise Vincenzo」の新譜と「Pat Metheny」。

iPhoneのスピーカーが思いのほかよい音が出るので、気に入っています。

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そこに在るということ。

2010-08-28 23:34:47 | *白鷹の家
グッドデザインエキスポ。無事に終えました。(と、29日にこのブログを書いています。)
多くの友人たちに来場いただき、また、多くの人たちに支えられて展示することができました。
この場をかりて御礼いたします。ありがとうございました。

できるだけ会場にいるようにしたのですが、会えなかった方々、ごめんなさい。
また折を見て、お会いできれば幸いです。
展示した資料を会場に置いていましたが、全てなくなる勢いに驚きました。
たくさんの人に見ていただけたようで、ほんとうに嬉しい限りです。


さて、今回、自分も出展する機会を頂いて他の方の展示を見て思ったのは、建築に対する建築家の捉え方(スタンス)について。

ざっくりと言えば建築を敷地の中だけで捉えている(ように思える)人と敷地とその周辺も含めて捉えている(ように思える)人。二項対立というわけではないのですが、建築が建築だけで建っているというスタンスに、私はどうしても違和感を感じます。
昔から感じている違和感。

建築をどのようにつくるかという問題に対して、その建築のおかれた環境がどうなっているのか。どんな環境にその建築が接するのかというのは、与条件あるいは、制約条件として大切にしたいと私は考えています。
建築が建築たるゆえんは、まわりの環境があってこそなのだと私は思います。
だからこそ、もっと環境に寄り添いたい。形態だけでなく、建築を周辺環境と馴染ませたいと思います。

そして、その建築に求められる建築としての機能を満たすこと。
例えば、それが住宅ならば、快適に「住まう」ということ。
快適に住まうとは、安心して心を許せるということ。セキュア・ベース
物理的な安心感も、見た目の安心感も、建築には両方大切だと私は思います。

誤解を恐れずに言うなら、それらを無視したような形ありきの(ように思える)、独りよがりの(ように思える)建築は、建築というよりはアートに近いと感じます。

語源は一緒でも、私は、アートと建築は区別したい。(アートも好きですが。。)

そんな、「建築の在り方」そのものをきちんと考えたい。

「建築が置かれることで、自然が、風景がさらに引き立つようなものをつくりたい。」と言ったのは、建築史家で建築家の藤森輝信さんですが、言いえて妙だと心から思います。




最近、グラフィックデザイナーの原研哉さんのつぶやきに以下のようなものがありました。

以下、引用
「棍棒系」のデザインと「器系」のデザイン。人間が直立歩行をするときに手に入れた二つの道具の始源。武器としての「棍棒」と、両の手を合わせてできる「器」。世界を加工変容させていく身体拡張系の道具と、何かを守り保持する道具。建築や書物、箱にときめくのは器系デザインへの志向かな。 9:43 AM Aug 10th


この例えは、建築にも当てはまると思います。
「棍棒系の建築」と「器系の建築」。
ひと昔前に言われた「大文字の建築」と「小文字の建築」のように、どちらが正しいということではありませんが、これからの建築の在り方を考えるときのヒントになりそうです。

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グッドデザインエキスポ搬入@東京ビッグサイト

2010-08-26 16:48:45 | *白鷹の家
2010年度グッドデザイン賞にノミネートされた「白鷹の家/SNOW LIGHT HOUSE」。
グッドデザイン賞の二次審査と27日(金)~29日(日)に開催されるグッドデザインエキスポの展示物の搬入を行ってきました。

実際の写真や図面などを入れたA1のプレゼンボード2枚、学生のみんなに手伝って頂いた1/30の断面詳細模型、1/1の採光断熱壁のモックアップと、盛りだくさんの内容となりました。


「白鷹の家」の詳細はこちらへ


渋谷達郎+アーキテクチュアランドスケープ一級建築士事務所の「白鷹の家/SNOW LIGHT HOUSE」の展示は、ユニット7(戸建住宅・集合住宅 部門)に展示してあります。


こんな感じで展示しております。


横から見ると、採光断熱壁のモックアップの後ろに断面模型が宙に浮いたように見えます。

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いよいよ、明日搬入

2010-08-24 23:33:12 | *白鷹の家
頼もしい助っ人たちの協力のもと、1/30の断面模型完成。
かなり迫力あります。

精度も高く、まさに本物みたい。
採光断熱壁の光の具合も再現できています。

グッドデザインエキスポ2010
いよいよ、明日搬入です。

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グッドデザインエキスポの準備

2010-08-22 18:04:14 | *白鷹の家
ここ数日、泊り込みの勢いでグッドデザイン賞にノミネートされた白鷹の家/SNOW LIGHT HOUSE の展示準備に取組んでいる。

豊橋にいると、東京に展示するというだけで搬入・搬出の負担が大きくなるが、ありがたいチャンスなので、この機会を今後のために活かしたいと切に思う。

限られたスペースですが、考案した「採光断熱壁」の実物大モックアップと1/30の大きな模型、パネル2枚を展示予定です。

グッドデザインエキスポは8月27日~29日までの3日間、東京ビッグサイトで行われます。

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自分のアカウントなのにログインできないなんて。

2010-08-20 23:54:20 | 日々のくらし
今朝、Windows7を入れているMacBookを起動したら、いきなりセーフモードのような画面になって、自分のアカウントなのにログインできない状態になってしまった。。

症状は、「user profile service サービスによるログオンの処理に失敗しました。ユーザープロファイルを読み込めません。」

ググってみると、どうやらユーザープロファイルの一部が壊れると出るエラーだそうな。
こちらを参照して、何とか復旧を試みる。

が、新しいアカウントに元のデータを移す作業の時間がない。
セーフモードでログインできたので、必要なデータを外付HDDに吸出して、しばし放置。


その後、「システムの復旧」を実行したところ、あっさり元どおりに復旧。
なんなんだ、これ。

何にも、いじってないのにこれは困る。
盆明けでいろいろと慌しいときだというのに。

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いかに環境になじませるか/CFD解析

2010-08-18 21:28:39 | *白鷹の家
「白鷹の家」の温度差換気のシミュレーション結果。
今回、CFDと呼ばれる数値流体力学による室内環境の可視化に挑戦しています。

設計段階で想定した風の流れが、実際に可視化されるとすごくわかりやすくなります。

上のイメージは無風状態での温度差換気の様子ですが、無風の設定でも温度差だけで、これだけの風がおきていることに驚きます。
向かって左側の南面から、吹抜けを介して、向かって右の北側へと空気が流れ、2階北側の窓から、空気を排出することで、2階の室温の上昇を抑えることができます。

白鷹の家は、斜面地に立地しているので、南面の全面開口からの自然通風と併せることで、動力を使わずに、パッシブな自然換気を実現しています。


シミュレーションには専門の解析ソフトを使うので、環境系の研究室の学生さんと協同しているのですが、改めて設備って、奥が深いし、面白いと思います。。
構造と一体となった建築は既に当たり前ですが、私たちは、設備と一体となった建築のあり方について、もっときちんと取組んでいかなくてはいけないと思います。


「いかに環境になじませるか(adapt)」が「環境」の時代の建築においては、重要なテーマだと私は思います。

これまでは、どちらかというと敷地の周辺環境とかコンテクストなど、ランドスケープ的なアプローチがとられてきましたが、これからは、建築自体をもっとやわらかくして、風や光にフィットするような建築設備っていうアプローチの方法も積極的に考えていきたいと考えています。

そして、そのときに大切なのは、建築任せのエコにならないことだと思います。
やはり、建築は「人が関わってなんぼ」のものですから。。




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焼売炒飯弁当

2010-08-16 19:59:41 | 
久しぶりに崎陽軒のシウマイ弁当を食べたくなってキオスクに行ったのだが、残念ながら売切れ。
中華つながりで買ってみた「焼売炒飯弁当」だったが、なかなか美味しい。

炒飯だと、ポロポロして食べにくいイメージがあるが、このお弁当は、しっとりしていて食べやすい。

またもや、さかのぼっての更新でごめんなさい。

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親子丼/あらくさ@山形

2010-08-14 20:30:24 | 
あらくさというお蕎麦屋さんへ。
ここは、お蕎麦もおいしいけれど、親子丼がおすすめ。
焼いた鶏肉の皮が香ばしく絶品。


風情のある門をくぐると


見えてくる野趣味あふれるアプローチ。
濃い(こゆい)みどり。
本来の自然って、こんなふうに荒々しいものだ。そこが好きなところでもある。
巷の観葉植物を並べただけのようなお飾りランドスケープには強く違和感を感じる。



いただきます。

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iPhone4ケースプログラム

2010-08-12 23:36:07 | 辛口な月評
例のアンテナ問題を解決すべくアップルが出した答え。

iPhone 4 ケースプログラム
要は、外周部の金属部分を直接触れないようにするケースを無償で配布します。
ただし、APPからアプリをインストールして申し込んでね。という面倒くさいもの。

せっかく無料なのだからと申し込みましたが、このBumperは、正直製品精度がいまいちです。iPhone4に装着しやすいように、若干余裕をもって作られているのですが、その「あそび」の隙間が装着した後に動いてしまいます。
そして、何よりも、手に持ったときの外観がiPhone3Gにしか見えなくなってしまう。。

ということで、やはりケースをはずして裸で使うことにします。
Comments (2)
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