TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

標高1,000mの現場

2019-12-20 22:08:00 | *高源ゆ(坊平リカバリー温泉)
(仮称)アスリートリカバリーセンターの現場も外壁が張られ、足場の解体がはじまりました。
標高1,000mという過酷な現場で関わっていただいている大工さんや素晴らしい職人さん達のおかげで、工事も順調に進んでいます。
無事に工事が進んでいることに、感謝しかありません。本当にありがとうございます!







外壁は、屋久島地杉のすのこ張り。これまで宮内の家小白川の双舎でも採用して実績のある材料です。建物全体で1,000m2という表面積をすべて木で覆います。

建物内部では壁の充填断熱と気密化、屋根の断熱に着手していきます。
本格化する降雪の前に足場を解体し、いよいよ内装工事が始まります。


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山形エクセレントデザイン賞

2019-12-02 19:45:00 | Prize
私たちが設計で関わった山形市旅篭町のgura yamagata (グラ)が、「山形エクセレントデザイン コミュニティデザイン賞」を受賞いたしました。

生みの苦労(笑)を共にした旅篭町開発の後藤社長、デザイナーの土屋さん、須藤さんと一緒に授賞式に参加してきました。
授賞式は、なんだか芸工大のOB会みたいで、アットホームな雰囲気でした。
芸工大ができて20数年、OBだけでなく、地元企業の皆さまにも認知され、さまざまなコラボレーションや、活躍の機会をいただけているのだ、ということを実感し、改めて、ありがたいなぁ、と思いました。

地方で設計やデザインを生業とする者のひとりとして、外からの評価を意識しないわけではありません。これまでグッドデザイン賞ベスト100をはじめ、幸運にも結果を出してきた方だと思っています。しかしながら、今回は、内からの評価の大切さを感じました。

ホームである山形で仕事をいただけること。そして、クライアントをはじめ、さまざま方々と協働させていただけること。建築は形にしてナンボの世界ですが、形になるまでの時間は、なかなか伝えづらいのですが、今回の受賞は、それを評価いただけたような気がします。
guraも、そこにあることが当たり前であるかのように、風景に馴染む建物になっていくと良いなと思います。














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