混沌からの秩序

I・プリゴジン、I・スタンジェール著「混沌からの秩序」を読んでいます。
といっても、はしがきからして話が抽象的な部分も多く、難解なのですが・・・。
数学や物理の世界でいう「安定」の概念が、実は偶然的で奇跡的な事象に過ぎないのではないか。世の中は、もっと多様で、混沌としている「不安定状態」が大部分を占めているという発想には、目から鱗です。

自己組織化とか、みよう絵にも関連する部分も多そうなので、これから先が楽しみです。
最近、興味のあること同士が、「ピタ、ピタッ」と噛み合わさるような瞬間が多く、生活していく中で、今まで以上に身の回りの出来事のひとつひとつを大切にしようと思い始めています。

写真は、NOMOSの機械式時計です。NOMOSとは、ギリシア語で「秩序」を意味します。
ドイツのグランヒュッテという小さな田舎町で作られている手巻きの機械式時計。戦争で、一時工場が閉鎖されましたが、少し前に、復興されました。バウハウスがあった町に近かったせいか、そのデザインは少なからず、バウハウスの影響を受けているといわれています。
ミニマル、かつ機能性にも優れていて、機械式ながら誤差が少ないことで有名です。なかでも、orionは、クラシックなスタイルでありながら、艶かしさすら感じるほど、美しい時計です。
今でも機械式時計にこだわっている頑固一徹なところと、昔ながらのデザインを継承しながらもパワーリザーブや自動式の開発など、常に新しいことにも挑戦していくスピリットにすごく惹かれます。
「新しさ」とは、人と違ったことをするのではなく、「古さ」を知って、それを自分の中で咀嚼する事から生まれるものなのだと思います。「新しいけれど、どこか懐かしいもの」、「古いものなのに、まったく古さを感じさせないもの」。そこには、なんらかの「秩序」があるのかもしれません。

追悼 丹下健三

フィリップ・ジョンソンにつづき、丹下健三氏が亡くなりました。
丹下氏をして、日本に建築家という職能が確立されたといっても過言ではないくらい、世界的にその名を知られた最初の日本人建築家の一人でした。

代々木体育館は、いつ行っても感動させられる建物の一つです。建築をやっている人の中でも、建築初体験が代々木体育館という人は少なくないはず。ダイナミックで、力強いフォルムと、圧倒的な内部空間。構造との一体化。今見ても、まったく古さを感じさせない建物の一つです。

そして、丹下氏といえば、東大に都市デザインコースを作ったことでも有名です。敷地に固執するのではなく、地域や都市レベルの広い視野を持つこと。アーバンデザインの重要性を早くから認識していた建築家として、そのイズムは、これからも多くの建築家に引き継がれていくことと思います。

国際文化会館

NPO地域創生プログラムと女子着物倶楽部、東京あるきテクト主催の国際文化会館の見学会に行ってきました。
普段、なかなか入ることのできない建物に入れたのと、お天気に恵まれたことにもあって、なかなか貴重な時間を過ごす事ができました。
建物はもとより、六本木のど真ん中に、これほど緑豊かな空間があったことには驚きました。
こういう空間が、限られた人たちだけのものではなく、近い将来、誰でも使えるような身近な空間になればよいと思います。

おされーなページ第2弾

調子にのって、第2弾。

Giant Steps

すみません。。イロイロと最近バタバタで・・・。

おされーなページ

百式のメーリスで紹介されていたオシャレなサイト
なんか、見てて和む。。

踊る人々

二子玉川

リニューアルした高島屋に行ってきました。。
たしか、設計はプランテックだったような・・・・。

それにしても、あまりの人の多さにびっくりしました。
客層はDINKS～小さい子のいる若夫婦といったところ。。
入っているお店の質もなかなかいいし、レストランの充実度が、これまでのデパートにはになかった感じ。。

そういえば、田園都市線で渋谷まで一本だし、半蔵門線で都心までのアクセスも最高。
二子玉川って、住むにはすごく人気のある街なのですね。

もうちょっと家から近くて、財布にも余裕があったら、何度でも来たいです。。

復活

PC治りました～。

ACアダプターが原因でした。。HDDもメモリーも健在です。よかったー。

いやぁ、突然壊れるって怖いものです。。
日ごろからバックアップとっておかないとね。