TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

現場打合せ

2023-01-11 07:08:00 | *平清水の家
平清水の家の現場。
事務所から歩いて行ける距離の現場はありがたいです。

完全養生中なので外からはまったく見えませんが、内部では断熱材の施工が始まっています。


リビングは南面する間口三間の大開口。
高性能サッシで冬の日射取得を最大化します。
建物の断熱と気密を行い、建物を高性能化することで、冬の日射を暖房としてフル活用します。
南面には下屋があり、軒の出によって夏はしっかり日射遮蔽を行います。

電気料金の鬼のような値上げは、オール電化住宅にとっては脅威でしかありません。
ランニングの安さからオール電化を選択してきた業界でも変化がありそうです。
大手の住宅メーカーでは、給湯をガスベースのエネファーム(家庭用燃料電池)などにシフトしつつありますが、これに関しては私自身ももう少し勉強したいと思っています。

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年末の現場

2022-12-28 23:46:00 | *平清水の家
平清水の家の現場もどんどん進んでいます。
雨や雪に木材や断熱材を晒さないように完全養生しているので、外からは何も見えません、、
建て方と同時に屋根の付加断熱を行い、すぐに屋根防水、屋根葺きまで完了しています。



1階南面の大開口。まだサッシが入っていませんが、今回は樹脂トリプルの予定。
雪国の高性能建築では、冬の日射取得が最良の暖房です。
大開口から冬の日射取得を最大限に活用します。
夏は庇と外部シェードでしっかりと日射遮蔽を行います。



住宅でも必ず構造計算を行なっていますが、今回はさらに耐震等級3を実現するため、あまり見ないような強度用の引抜き金物を使用しています。。

Q1住宅レベル3を実現すべく導入したミラフォームλ。
建て主さんの希望もあって各所に窓がある計画のため、性能を上げるために壁は付加断熱を二重に行うトリプル断熱仕様です。

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ようやく建て方

2022-12-08 17:26:00 | *平清水の家
平清水の家、ようやく建て方です。。

建て方と同時に、建物をぜんぶ包んで養生してしまうので、全貌を再びみれるのは、外壁がすべて完了して足場がなくなってからになります。
その意味では貴重な状態。

木材が丸裸になる状態を極力減らして、できる限り雨や雪にうたれないように万全の対策をして工事を進めていきます。








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ようやく足場

2022-12-05 23:42:00 | *平清水の家
コロナの影響でウッドショックに始まり、さまざまな建設資材の高騰と資材不足が続いています。
追い打ちをかける半導体不足。。
サッシがないとか、ダウンライトがないとか、、すこし前では考えられないような状況にあります。
いままでは数日前とか1週間前に手配すれば間に合ったものが、1ヶ月前でも間に合わない。

重ねて職人不足により、工程が読めないという。。


取組んでいる平清水の家もようやく足場が組まれ、建て方を迎えます。








建築設計において、建て主さんの考えが変わったり、プランの変更はつきものだと思っています。(とはいえ、常識の範囲内で、、)
とことん、話し合って、納得いくプランを実現することが職能のひとつだと思って取組んでいますが、上記のような状況で、ほんのすこしの変更が思っている以上に設計や工事に及ぼす影響が大きくなっています。

これまでは、変更に合わせてすぐに追随できたのですが、
設計段階でも変更があれば、図面の修正や見積にこれまでよりも時間がかかるし、現場で変更があれば、基礎屋さんや足場屋さんの都合で簡単に工事が1ヶ月先に延びたりしてしまいます。。

友人や知人の近況を聞くと、私たちだけでなく、業界全体がそのような状況下にあるようです。
設計内容の確認や現場での確認など、これまでも徹底して現場主義でしたが、このコロナ禍で、これまで以上に建て主さんとの信頼関係やコミュニケーションが大切になってくると思います。

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近況など

2022-11-10 11:31:00 | *平清水の家
インスタグラムをはじめてから、ブログの方がおろそかになっておりました。。
ブログもどんどん更新して参ります。

アーキテクチュアランドスケープ 渋谷達郎 (@tatsuroshibuya) • Instagram photos and videos

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インスタもフォローいただけると嬉しいです。


いくつかまとめて近況報告です。

トップの写真
山形市内で取組んでいる平清水の家、ようやく基礎打設完了。
現場は順調で、年内に建て方の予定です。
断熱気密といった住まいの高性能化に加えて、太陽光パネル、無散水消雪、冷暖房設備と一体化した一種換気設備、将来のV2H(Vehicle to Home)など、さまざまな要素技術を詰め込んだエコハウスです。
素敵なクライアントさんとのご縁で、私たちの事務所もこの住宅でいろんな初めてのことにチャレンジさせていただいております。


山形県建築士会青年大会の見学会
PFI事業で竣工間近の山形市南沼原小学校(設計監理:羽田設計さん)




とても小学校には思えない。まるで中学校か高等学校のような、開放的な学校建築。
死守したという図書室に隣接する階段教室。この場所の名称が「多目的室」なのはもったいない。
もっとここに相応しい新しい室名を発明しても良かったかも。。「メディア広場」とか、、
PFI事業でありながら、ここまでチャレンジングなことができるということに刺激を受けました。

そして、この南沼原小の施工者である地元ゼネコンの市村工務店さん130周年記念講演会
ガウディ・コード
田中裕也 先生


サグラダファミリアは楽器、カサ・バトリョはドラゴンというお話。
ガウディがいった「明日はもっといいものを作ろう!」ということば。
ユーモアに富んだお話で、またスペイン、バルセロナに行きたくなりました。


時間は前後しますが、開設者・管理建築士向けの建築士事務所の管理研修会。
開設者として、管理建築士として、継続的に学んでいます。




1日みっちり座学。



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