TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

今年一年の総括。

2009-12-30 22:20:25 | 日々のくらし
年末というのは、あっという間に来るものですね。
この時期になると、毎年、一年は早いなぁ。と思いますが、今年は正直言ってなかなかタフな一年でした。

トピックを三つほどあげて振り返ってみようと思います。
ただ、正確に言うと、年度末(3月)まではいろいろと続くので、実は、途上のものが多いのですが。。


一つ目は、独立して一級建築士事務所登録をしたこと。
いろいろと背景はあるのですが、これまでは、企業や某建築家という看板があって仕事ができてきたわけですが、今度はそれを自分で請け負うというのは、やはり大変なことです。
ひとつひとつの積み重ね、人と人とのつながりの大切さを改めて実感しました。
また、建築士の倫理感が問われるこの時期に、管理建築士講習をきちんと受けて、事務所登録をしたことは、自分にとっても大きな出来事でした。
住宅の仕事にも恵まれ、今春の竣工に向けて現在、現場監理中です。


二つ目は、某所に赴任したこと。
自分にとって、これまでは選択することのなかった選択肢と言っても過言ではありません。まだ、もがいている最中ですが、しっかりと自分を見つめ直すよい機会ではないかと考えています。


三つ目は、サステナブル建築の研究をしたこと。
これは、まだING形です。
正直、お正月どころではありません。。


書いてみて、総括どころか、これからやらねばいけないことがいろいろと思いだされてきました。。
いやはや、年明けからが本当の正念場です。。

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12mm厚の無垢フローリングと蜜ロウワックス

2009-12-28 19:51:38 | *白鷹の家
白鷹の家では、床のフローリングに厚さ12mmの無垢材を採用しています。

通常、無垢材のフローリングの厚みは15mmなので、床を平らにするために、他の材料を使ったところの厚みを調整して、15mmに高さを揃えなくてはいけなくなります。
多くの場合は、下地材としてべニア板などでかさ上げするのですが、じつのところ、フローリングの材料代よりも、この手間の方がコストアップの要因の一つになっているのです。

そこで、今回は、一般的な複合フローリングと同じ厚さ(12mm)の無垢のフローリングを調達することで、品質を下げることなく、コストの削減を実現することができました。

さらに、フローリングの仕上げは、自分たちで自然素材のワックスを塗ることにしました。

一般に普及しているウレタン塗装仕上は、耐久性は良いのですが、ローコストのフローリングの場合、どこでどんな材料を塗られたのかわからないことが、実は多いのす。。
そこで、今回は無塗装品を購入しています。

自分たちで自然素材の蜜ロウを塗った方が、愛着もわくし、なにより信頼がおけます。手間はかかりますが、蜜ロウワックスの値段は1万円もしませんし、余った分は、木製家具のメンテナンスにも兼用できます。

今回、蜜ロウワックスは、こちらから調達しました。

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ムール貝

2009-12-26 21:45:36 | 
今年も残りわずか。
ムール貝で乾杯。

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言葉づかい。

2009-12-24 18:58:06 | 日々のくらし
現在、論文作業中。
言葉づかい、語彙の少なさを思い知らされている。
論文にNGワードがこんなにたくさんあったなんて。。

そして、自分の言葉で文章を紡ぐことがこんなに大変だったなんて。
簡単な言葉で説明することのむずかしさ。

昔から作文は好きだったけど、読書感想文はすごく苦手だった。
論文の作業は、オリジナリティは求められるが、決して創作ではなく、事実であり、客観性、再現性が求められる。
つまり、読書感想文に近いのではないか。。


と、今頃になって気がついた。

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アッ!!

2009-12-22 13:42:22 | 日々のくらし
バタバタしていて、昨日は更新できなかった。。


新幹線から見た富士山が綺麗。
つい先日も、富士山で遭難した人がいたというのに。。
自然の営みの前では、調和するのではなく、むしろ人は自然から生かされているということなのかも知れない。

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チョコパイ

2009-12-19 23:25:18 | 
寒っ。。
初雪が降りました。


寒いとなぜか食べたくなるかも。

チョコパイ。

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住宅版エコポイントについて

2009-12-17 00:53:13 | サステナブル建築
まだ詳細は明らかになっていないが、対象となる住宅の着工が来年の1月から、今年の12月8日に前倒しされた「住宅版エコポイント」。

さて、「エコポイント」と名前は付いているものの、対象となる製品を購入すれば、即対象となる家電や自動車とは少し意味合いが違うので注意が必要だ。
また、30万ポイント(30万円)という金額だけが一人歩きしているのも気にかかるところ。。

そもそも、住宅に関しては、10月に住宅瑕疵担保責任保険制度が始まったばかり。
また、いわゆる200年住宅と銘打って導入した「長期優良住宅普及推進事業」というのもある。詳細は省くが、前者は建設会社が入る保険で、後者は最高100万円までの補助金が出るものだ。
いずれも、確認申請とは別に、個別に審査を受ける必要があり、瑕疵担保責任保険は現場検査もある。

住宅エコポイントも、これまでの報道を見る限りでは、申請と審査、現場検査があるようである。
対象となる基準も、おそらく断熱性能などの要求水準は次世代省エネ基準以上となるだろうから、ハードルは高めになるのではないだろうか。。

正直言って、この補助金をもらうために、必要となる高規格の断熱やその他諸々の建設コスト、申請や検査のための事務処理や手間を考えると、30万円では全然割が合わないと思う。
建前としては、「環境にやさしい」住宅を作ろうという考えには大賛成ですが、正直言って、建設に使われる建材の生産に関わるCO2排出量などをトータルで考えると、カーボンオフセットとなるのか、甚だ疑問である。

思うに、建設費に余裕のある限られた人か、大手ハウスメーカーに基準に合致した規格住宅をお任せで建ててもらう以外には、ポイントを得るのは難しいのではないだろうか。

設計者の立場から言わせてもらうと、住宅は、人に住んでもらえなければ意味がないのである。その意味では、住まい手ひとりひとりに合った住宅の在りようを限られた予算の中でしっかり考える必要がある。
単に高規格品をもってくるのは簡単だが、もっと住まい手も住まい作りに参加してほしいと思う。住まい作りを楽しんでほしい。
それが人に愛されるような住まいへとつながると私は思う。

その意味では、断熱や構造など、いわゆるエネルギー・コンシャスな基準だけで長く住み続けられる住宅の基準を決めてしまうことに危機感を感じる。

快適性や満足度、安心・安全など心理的な側面も考慮した基準が必要だと思う。
例えば、CASBEE

この評価基準も、快適性や満足度については、考慮されているとはいえないが、周辺環境との調和や地域性、伝統・文化といった側面については、「取り組み度合い」で評価することになっており、可能性はあると私は思う。

例えば、CASBEEで高水準となった住宅には、その水準によってポイントを与えるなど、基準を「総合的な環境性能」を重視したものにして、建築家や中小の工務店と作る住まいも対象となるように裾野を広げてほしいものだ。

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カロリーメイト メープル味

2009-12-15 17:50:40 | 
カロリーメイトの新製品を食す。

メープルの香りがとてもよい。

カロリーメイト ブロックは、全般的に口の中の水分が失われる系。とでもいうのでしょうか。

個人的には、今のところフルーツ味が一番好き。

フルーツ味>メープル=チーズ>チョコ
かな。


中学の時は陸上をやっていたので、走る前の常備食でした。
カロリーメイト ブロックのパッケージデザインって、ずっと変わらないロングライフ・デザインですね。

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白鷹の家 木の片持ち階段

2009-12-13 01:29:09 | *白鷹の家
白鷹の家、現場は着々と進んでいます。
先日、階段が付きました。

白鷹の家は2階建ですが、基本的な生活の場は全て1階に集約しています。
2階部分は全て納戸(収納スペース)になっていますが、天井高さを居室にできるように確保していますので、将来的に壁をつけることで居室にすることが可能なフレキシブルな計画としています。

木の階段は壁から持ち出しにして、階段の踏み板が宙に浮いたような作りになっています。



横から見るとこんな感じになっていて、職人の技が光ります。

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ノーブルノート 5mm方眼 B5 LIFE (NOBLE NOTE SECTION)

2009-12-11 15:03:00 | いいもの
先日、ノートが廃盤になったことを書いた。

今回、買ってみたのはライフのノーブルノート5mm方眼。

ライフのノートは知っていたが、方眼ノートがあったのは知らなかった。
去年新しく発売されたものらしい。。

ライフノートは種類によって表紙が色分けされているのだが、方眼ノートは橙色。
写真では少しどぎつい色だが、実際は何とも言えない柔らかいニンジン色です。

1冊100シートだから、普通のノートの3倍ほど用紙がある。
しばらく、これを使ってみようと思います。

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