TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

東北地方太平洋沖地震

2011-03-12 03:05:34 | 日々のくらし
現在時刻は午前3時を過ぎたところ。
きのう11日の地震発生から12時間ほど経ちました。マグニチュード8.8(9.0に修正)は、国内観測史上最大規模です。
おそらく、100年に一度の規模だと思われます。

夜が明けてから、火災と津波の被害が次第に明らかになっていくと思いますが、尋常な規模の被害が想像に難くありません。
安否がわからない方々の無事を心よりお祈りいたします。

津波の映像を見ていると、涙があふれてきます。津波高さが7mを超えた場所もあったようで観測不能だった模様。
津波はたった50cmでも立っていられないほどの力だから、7m超というのは、血の気が引く規模です。
火災で街が火の海になっている気仙沼は仲間と学生時代に訪れた思い出の地です。
宮古市も、仙台空港も、訪れたことのある場所が大変な被害にあっていることを思うと、胸が締め付けれられる思いです。
一戸にある自分が担当した建物の状況も心配です。
そして、多くの友人たち。
ただただ、無事を祈るばかりです。

まだ余震が続いており、大津波警報も沿岸部の広い範囲で発令中で予断を許さない状況です。
くれぐれも安全と健康に気をつけていただきたいと思います。

山形の実家でも地震発生から停電が続いており、とても心配しています。
こんなとき、離れているとすぐに駆けつけることもできず、もどかしい気持ちでいっぱいです。

今回、インターネットのtwitterとUstreamが非常に役に立っています。
電話はすべて規制されていてつながりにくい状況ですが、twitterとUstreamは非常に安定していて、すごい速度で情報伝達と情報共有ができています。
まずは、自分ができることとして、停電のエリアにいる友人に向けて、Ustで放映されているNHKの内容をテキスト化してtwitterで伝えることを試みました。
停電のエリアではTVも見ることができないし、スマートフォン利用者も少ないので、情報が非常に限られます。
その中で、携帯でも読めるテキストデータで事実を伝えることができたことは、少し役立てたように思います。

避難生活が長期化すると、直近の水の確保と防寒対策が大切になります。
石油ストーブの使用には、一酸化炭素中毒に気をつけなくてはいけません。
一日も早い復旧のために、自分ができることをしっかり考えて行動したいと思います。

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