担当常任委員会関連事業ということで、上記表題のフォーラムに伺いました。
山フェスに続いて、ここでも警察音楽隊の演奏を聞かせていただき、様々なところで活躍されているなあと思いました。警察音楽隊らしく行進曲をされたり、谷村新司さんの追悼の意味も込めてのサライを演奏されたりとレパートリーの多さに頭が下がります。
そして、開会で、亀井副知事が挨拶された中に、「県議会でも防犯に関わる質問が多くあったこと、通学路の安全のことや防犯カメラ設置について」と、リップサービスをしてくださいました。
その後、防犯活動のため、地域で活躍されている個人や団体の方の表彰があり、日頃の活動に感謝の気持ちで拝見させていただきました。これからも地域の防犯活動に力添えをいただければと思います。
さらに、小さき花園幼稚園の皆さんから、防犯メッセージをいただきました。動画で撮ったので見てほしい気持ちですが、それこそ肖像権の問題もあると思いますので、やめておきます。来年は、ぜひ、この会場に来ていただき、メッセージを直接聞いていただけると8つのメッセージを気をつけてもらえると思います。本当に可愛く伝えていただきました。
最後に、島田竜也さんの講演を聞きました。犯罪と言ったら窃盗や強盗、特殊詐欺など様々な種類があり、それぞれの犯罪に対しての防犯対策が必要で、一口に防犯と言ってもしっかりと何の犯罪に対しての防犯かを確認しながら考えないといけないこと。また、日本は、地域の見守る習慣があり、共助の精神で「共防」の面では、とても優れているが、自助に当たる「自防」という点がかなり弱い。と言われて、なるほどと思いました。だから、未施錠が多いんだと思いました。また、お金をかける習慣がないので、鍵の耐余年数は7年なのに何年も変えないし、セキュリティー会社の設置も数%しか加入されていないし、シェルターの設置は、0、01パーセントしかない状況なので、こうしたところからも、自分で自分を守る(自防)の意識をもってほしいことを話されました。その中に防犯カメラのことも出て、防犯カメラの設置してあるところにあえて入る泥棒はおらず、設置していない家に入るのが普通だと言われ、全くその通りだと思いました。
フォーラムに来られた方は、意識が変わったと思いますが、参加されていない方々に、何とかこういう意識向上の思いが届けばと思います。