農業振興議員連盟初めての県内調査が行われ、国府町種子生産者組合さんから、「水稲種子の生産状況について」の説明をお聞きしました。
全県のJA水稲苗の種子を作っているそうで、コスト2倍、手間3倍の作業をされて種子の生産をされているということでした。発芽率9割を越えるように、様々な工夫をされているそうで、本当に頭が下がります。ここでも後継者不足の問題があり、何とか労働力に対する支援をお願いしますということでした。米価が上がれば苗代もあげられると思いますが、米価が上がらないので、苗代もあげにくい状況になっていると思います。今年は、米不足が言われているので、米価も上がってくると思いますが、どれだけ上がってくれるか農業者としては気がかりです。それに伴い、苗代も上がるとなれば結局米価が上がっても手元に残らないとなるので、お互いが少しずつでも経営が楽になるようにできればと思います。
また、県の農業試験場に伺い、高温に適した水稲品種の開発や、カメムシ対策、米の直播栽培についての説明を受けました。様々な試験をされていることを伺い、試験圃場も見学させていただきました。米だけでなく、ネギや大豆、エゴマなども試験されていて、作業も大変だと思いました。こうして、鳥取県に適した水稲、大豆などの開発を引き続きお願いしたいと思います。