氷ノ山の貴公子(前住孝行ブログ)

議会活動・議員活動、県内行事の日記を掲載します。

令和2年度鳥取県町村議会議員研修会 in 北栄

2020-11-13 15:50:52 | 議員活動
 毎年行われる県の町村議会議長会議員研修会が久しぶりの北栄町で行われました。13時から「感染症予防〜ウイルスに打ち勝つ免疫力」と題して、順天堂大学医学部免疫学特任教授奥村康氏の講演を聞きました。免疫学の専門家ということで、コロナウイルスに対する考えが聞けるということで楽しみにしていました。統計学的に、正月は、餅をのどに詰まらせてなくなる方が毎年400人。風呂で亡くなる方が、3700人。ゴルフ場で亡くなる方が30人おられるそうです。そういうアクシデント死は、原因を理解していれば防げるそうで、好きな餅も小さくして食べればいいのに、欲が出て大きいまま食べようとするからとか、風呂で亡くなる方は、高血圧で薬を飲んでいるから薬はもらっても捨てなさい。とか、ゴルフ場で亡くなる方は、前日、深酒をしていて、おまけに賭けゴルフをしている人が亡くなるので、気の毒にと思わなくていい。と面白おかしく話されました。
終始、笑いの起こる話をされ、後半では、NK(ナチュラルキラー)細胞が、がんを見つける警察の役で、笑うことでNK細胞が増える。一方、不安やストレスがNK細胞を減らすので、がんになりやすくなるということを話されました。コロナウイルスで、あれもされん、これもされんとストレスがかかり過ぎると、NK細胞が減るので、そっちの方が怖いと話されました。

 2本目は、「議会において〜人権問題への取組」と題して、真宗大谷派僧侶でもありアナウンサーでもある川村妙慶氏の講演を聞きました。「私が崩されないために守られているもの」というのが、「人権」ということで、「人を大事にすること」が人権だと思っていた自分としては、まあ、似ているかなあと思いました。答えを持って話を聞かず、「問いを持って生きる」ことが大事だと言われました。
とても良い話をされ、「あの人に聞かせてあげたいのに、なんで来ていないんだって思われた方があると思います。」というところで、思いっきりうなずいてしまいましたが、最後まで話を聞くと、そう思っている自分の心が変わらないと相手も変わってくれないということにつながるんだと思わされました。相手の性分に合わせて、受け流したり考えを柔軟にしたりしていくことが大事だと話されました。
 まだまだ、修行が足りないんだなあと自分に返ってきたように思います。
 コロナ禍で中止になるか心配でしたが、予定通り実施でき、良い講演を聞かせていただき、さらに自分を磨かないといけないと思いました。ありがとうございました。









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