石谷林業株式会社の石谷社長、西川支店長、赤堀専務と意見交換をさせていただきました。
智頭、若桜は森林面積が90%を越える地域で、林業の町でもあります。林業が盛んになれば、地方創生が一気に進むことは間違いありません。しかしながら、一時良かった木材価格も今年に入ってから低迷気味になっているそうです。木材が高く売れないので、中間在庫がはけないようです。
間伐の補助制度は、下がってきてはいますが、絶対に無くしないでほしいとお願いされました。皆伐再造林についても、補助金で辛うじて黒字になっても、苗木を植えて、鹿に食べられないようになるまで管理するとなると、かえって赤字になるということでした。それは、智頭も若桜も一緒の考えでした。
森林環境譲与税の活用で、都会の都市が地方の森林に触れる機会を提供し、木の良さ、温かみを知ってもらえるようなことができれば、本当の意味で、森林の良さを伝えられ、「木の利用へとつながるきっかけ」になるのではないかという自論をお伝えしました。
短い時間でしたが、有意義な意見交換をさせていただきました。ありがとうございました。