高校生の駿から、
これぞ僕のMac!!
今日から僕もMacデビューです。よろしくお願いします。
とメールが入った。
写真も添付されている。
「見せびらかされてしまったぁ…!」
思わず鏡を見る。大丈夫、ヨダレは垂れていない。
アップルから無料のBoot Campというソフトをダウンロードしさえすれば、Windows XP もインストール可能で、いわゆるデュアル・ブートやんか。モニタの上部の穴は「iSightカメラ」だ? 彼女とはお顔を見ながら交信することもできる。
シコシコと旅館でバイトして頑張ったのは、このためやったんや。偉いなぁ。
それにしてもデスクトップ画面の可愛いいこと。Macならではのアピアランスには見惚れるなぁ。
そうだっ、アピアランスといえば、昼食のために車を走らせてる途中、股下80センチはあろうかというホットパンツ姿のオネエさんを見つけて、曲がるべき角を通り過ごしてしまった。そのために細い路地に迷い込んで往生したのだが、これってまだ若い? それともオオバカさん? いや、突っ込まなくてよいよぉ、自分で悟れる知命のオヤジだ。
ボビー・ノリスの「When I Fall in Love」を聴いて、ヒーリングに余念がない夏の宵。ぼくの中のJAZZモードは持続しており、スタンダードに優しく、懐かしい気持ちにさせられる。カナダ出身のアン・マレーの同曲も味わい深いが、ボビーのはノスタルジーをくすぐる。黄昏れた男が耳をそば立てる、邦題では、「恋におちた時」。