横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

赤と黒

2017-10-07 06:58:20 | 日記



ゴンズイ(ミツバウツギ科)
上瀬谷の田んぼの近く、緑の葉を覆うように紅く見えるものがあった。
ゴンズイの実だ。





ゴンズイの実は1個の花から3個の実がくっついてできる。ミツバウツギと類似の点だ。
実は1cmぐらいの袋果で、厚い果皮が赤く熟すと弾けて中から黒い種子が顔を出す。

赤と黒の取り合わせが面白い。






赤と黒の取り合わせといえば、瀬谷市民の森の入り口あたりにクサギの実が出来ていた。






クサギ(シソ科  旧クマツヅラ科)
夏に咲いていたクサギの白い花は、花筒が萼から長く突き出ている。






花が落ちた後、萼が次第に開くと中から瑠璃色の実が顔を出す。





熟すにつれて実の色が濃くなるとともに萼は反り返るほど平開する。

ゴンズイの実が開ききらない所から顔を出すのとは対照的だ。


コメント (2)
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