
追分市民の森の花畑へ向かう斜面。雑木や草などが生い茂った場所だった。
先日行ったらすっかり刈り込まれていた。
春に花達が顔を出すのを期待してのことかもしれないが、ちょっとやりすぎの感じがした。

そんな中に囲いや支えをして保護している花があった。
ちょうど花が咲いていたからか珍しい花だと思ったからか・・・
刈られたものにも見たいものがあったかもしれないのに。

トリカブト(キンポウゲ科)だ。
昨年も咲いていた。トリカブトは多年草なのだろう。

トリカブトの萼は2重構造になっている。盗蜜防止に役立つそうだ。
上萼が落ちて2枚の花弁が見えているのがあった。この距に蜜があるらしい。

実が出来始めていた。
美味しい? 実ばかりでなく全草が毒なので素手では触ってもいけない。