
泉の森しらかしの池のほとり。
大勢のカメラマンが望遠レンズで狙っているのはカワセミのベストショットだろうか。
キショウブが咲いているほか、いっぱい見える白い花はハルジオンがほとんどだ。

ハルジオンにはさまざまな虫がやってくる。
ツマグロヒョウモンやモンシロチョウ、キチョウなどの蝶たち。

イチモンジセセリも見えた。ベニシジミなどもよく来る蝶だ。

コアオハナムグリも常連客で蜜や花粉も食べるそうだ。

もちろんミツバチも来るが、アブの仲間もいろいろとやってくる。
このナミハナアブも花の蜜が大好きらしい。

アブというのはハエ目の一種。だからハエでも花の蜜に来るのはけっこういる。
これはマルボシヒラタハナバエ。別名マルボシヒラタヤドリバエ。
ハナバエの中でもアブの姿に近いように見える。

小型のハナバエで、まん丸のお尻が可愛い。翅の付け根の黄色も洒落ている。
ヤドリバエの名の通り幼虫はカメムシ類に寄生するらしい。