
近所の小さな林の縁にネズミモチ(モクセイ科)の花が咲いていた。

ネズミモチはイボタノキの仲間で花の形はよく似ている。
5~6mmぐらいの小さな花冠は、漏斗型で4裂して先の方が次第に反り返る。

そんな小さな花の周りを蛾が何頭もヒラヒラと飛んで、時折止まって蜜を吸っている。

ちょっと一休み。ヒロオビトンボエダシャクのようだ。
幼虫はツルウメモドキなどニシキギ科の木を食草とするが、成虫は花に来る。

トンボエダシャクの仲間は今までクリの花の周りで見ることが多かった。
ネズミモチの花に来ているのは初めて見た。