
泉の森・しらかしの池。いつも何人かが釣り竿をのばしている。
ここから流れ出してすぐの引地川にアユの群れがいるのだが、この人たちの狙いではない。

釣り人たちの目の前にはカモの仲間やカイツブリが浮かんでいる。
カモは別にしてカイツブリは釣り人たちと同じものを狙っている。

深くないのでカイツブリが魚を探して潜水するのが透けて見える。
水面では丸く見えるカイツブリの体が水中ではスマートにスイーっと動く。

しらかしの池に注ぎ込む小さな流れではときどき魚の姿を見る。
それを狙ってカワセミは来るがカイツブリまではやってこない。
コムラサキシキブが垂れ下がっている水中が何かザワザワしている。

ときどき見るメダカたちの動きとかなり違う。

メダカより大きいし速いし大量にいる。オイカワの稚魚であろうか。
そういえば夏に、この流れに婚姻色の雄がいた。

順調に成長して、しらかしの池の方に行くのはいつ頃だろう。
釣り人やカイツブリをかわして産卵に戻ってくるのは何%ぐらいだろう。