神明谷戸や五反田谷戸は小川があり田んぼに水も引かれているので、トンボの種類も多い。
大型で数も多かったのはヤマサナエ。垂直に下がるオニヤンマは見なかった。
羽化したばかりのシオカラトンボを見たところの近くの枯れ葉にはシオヤトンボがいた。
谷戸を通じて数はそんなに多くなかった。
シオカラトンボと違って、シオヤトンボは夏には姿を見なくなる。
五反田谷戸の一番奥の田んぼでは真っ赤なトンボが水の上を飛び回っていたが、
しばらくして草の上でひと休み。
雌に出会うのを待つショウジョウトンボの雄だろう。雌は真っ赤でなくて小麦色に近い。
ショウジョウトンボと少し離れて、昨年もここで見たマユタテアカネ。
残念ながら前に回れず、眉のような模様は撮れなかった。
さらに傍の草の葉にはイトトンボが止まっていた。名前は分らない。イトトンボの仲間は難しい。
翅を揃えて止まるので、本当に細く見える。
ゆっくり観察すれば、もっと多くの種類のトンボに出会えるような気がした。