
蓑毛から菜の花台の展望台に行こうとヤビツ峠に通じる県道70号線を歩いた。
車道ではあるが道沿いにいろんな花が現われて楽しめた。

ミヤマキケマンを見るのは久しぶりだ。ところどころでムラサキケマンも咲いていた。

道路の山側で擁壁の低い所には、いろいろな草花が見られた。

ホタルカズラもその一つ。青い花冠に白い隆起が5本あって星が光っているように見える。

ところどころで花茎を立てるほかは送出枝を延ばして広がるようで、葛の名前の所以なのだろう。

木に白い花が咲くのもあった。ヒメウツギなどウツギの仲間かと思ったが・・・

ウツギはウツギでもミツバウツギの方だった。
ミツバウツギはミツバウツギ科の木で、茎が中空であるからの名前だが、
マルバウツギとかウツギとかのようなアジサイ科ウツギ属ではない。
葉が3小葉なのも特徴の一つで名前にミツバが付いている。

花は内側の5枚の花弁がシベを包むようにしていて、その外側の萼も大きくは開かない。
卯の花・ウツギのように「におう」程の花の数もなく静かな雰囲気だ。