
上瀬谷の植木屋さんの畑にはいろんな種類の木がある。
中ぐらいの高さの木に赤色の円錐花序がいっぱい付いていた。

ベニバナトチノキのようだ。
ヨーロッパのマロニエと北米のアカバナトチノキを交配させた園芸種だという。

ベニバナといっても単調に紅い花というわけではない。
ベニバナトチノキの花には最初黄色い蜜標があって、数日すると紅色に変化する。
全体として紅色の方が目立っていくわけだ。

トチノキというと高いところに咲くのが多いが、
この木は低い所にも咲いていたので観察には都合が良かった。

花後に実が出来はじめていた。どれぐらい大きくなるのだろうか。

少し奥にもう一本あった。こちらはトチノキの仲間らしく、かなりの高い木であった。