横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

ホトトギスも鳴いた

2021-05-27 06:18:58 | 日記



上瀬谷から上川井に向かう道。両側の数本の木に白い花が満開であった。







ウツギの花(卯の花)だ。
卯の花の匂う垣根に・・・古語の匂う、まさに「輝き、にぎわって」いる。
ホトトギスの早も来鳴きて・・・ここに来る途中でホトトギスの鳴くのを聞いた。







真っ白な花弁が5枚、萼は薄い色が付いている。
雄しべは10個で、それぞれに翼が付いているのが面白い。
雌しべは中の方に隠れて見にくいが、昨年の果実の残っているのから見ると花柱は数本あるようだ。







ホトトギスはウツギの花には来ないけれど、虫たちは何種類も蜜を求めてやって来る。
キチョウやモンシロチョウはけっこう多く見る。







こちらはキタテハのようだ。







ハチの仲間もミツバチ、クマバチ、ハナバチなど、いろいろと来ている。







体中に花粉を付けて、まだまだこれからと頑張っている。







花は受粉すると花弁や雄しべが落ちて、萼片の中心あたりから伸びた花柱が残っているだけだ。
茶色い実は昨年の実で種子は全て飛んでいる。

このあたり一帯が花博などで開発が進むと、このウツギも消えてしまうのだろうか。





コメント (2)
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