大和市ふれあいの森の緑の標本園。
ソシンロウバイの木の近くに、2mぐらいの高さの株立ちの木に花が咲いていた。
クロバナロウバイだ。ロウバイ科だけれどロウバイやソシンロウバイとは属が違う。
また花の時期がかなり違っている。
15年ぐらい前に、ここでクロバナロウバイが咲いているのを見たことがある。
その頃は嗅覚が支障を来していなかったので良い香りがしたと記憶している。
それ以来、この花に気づいたことがなく、消えてしまっていると思い込んでいた。
ロウバイと同様に花被片が多数あり、内花被片はあまり開かない。外花被片は幅が狭く平開する。
シベの様子が確認出来なくて残念だった。受粉はどのようにして行われるのだろう。
傍のソシンロウバイの木では実がいっぱい出来ていた。