
泉の森の湿地の奥の方に白い花の草が広がっていた。

茎の先に白い花がまとまって咲いている。

クレソンだ。オランダガラシともいう水生植物で、アブラナ科の仲間らしい十字花になっている。
クレソンの葉や茎はサラダに入れたり肉料理の付け合わせにしたり・・・ちょっと苦みがある。

花序の外側の花から実り果実は外に張り出している。
そして茎が少し伸びて黄色い蕾の外側のものから花咲き実っていくのだろう。

クレソンの傍に生えているアシの葉の裏にクモが張り付いてじっとしている。
天敵から身を守ろうとしているらしい。ヤサガタアシナガグモなどアシナガグモの仲間のようだ。

ちょっと裏返して見せてもらったが、動こうとはしない。
狩りをするときは水面の上に円網を張るらしいが、今は見えなかった。