今年は主としてコロナを気にして外出が少なく、遠征どころか泉の森も今月に入ってから一度だけだ。
ときどき近所を歩くが、ナズナやホトケノザ以外には野の花も少なく野菜畑を見るだけだ。
珍しく畑の近くで花が咲いているのに出会った。いかにもキク科の花だ。
すぐには名前を思い出せないのが悔しいところだが、ノボロギクで良かったかな。
明治の初め頃に入ってきた帰化植物らしい。
まだ花は残っているのだけれど、白い冠毛がふわーっとした実が見られない。
冠毛がすっかり飛んで総苞片が反り返っているのばかりが目立つ。
まだ咲いているから、その内に野襤褸の冠毛姿も見られるだろう。