三千院。宸殿から往生極楽院え向かう道の両側は苔が広がっている。
左奥は宸殿から眺めた庭園・有清園が続いている。
有清園の一部をなす弁天池の向こうに見えるのは宸殿だ。
こんもり剪定されているのはサツキであろうか。
庭には何体かの仏様が立っておられる。
古びた石灯籠の姿もあった。木の脇に見えるのはシャクナゲの葉のようだ。
三千院はモミジのほかにサツキやシャクナゲも美しいと有名だそうだ。
加えて何やら小さな石仏のようなものが見える。
小さなお地蔵さんだ。わらべ地蔵と呼ばれているらしい。
このあたり苔の上や少し顔を出したり六体のわらべ地蔵があるそうだが、ちょっと取り損ねた。
池の畔にも小さなお地蔵さんのような石仏が見える。
手前に赤い実をつけているのはヤブコウジであろうか。
京都に住んでいれば、季節も変えて何度も訪れたいと思う庭だ。