横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

橙色の花

2017-07-16 05:25:58 | 日記



泉の森からふれあいの森に向かう途中の斜面でヤブカンゾウが咲き始めていた。






ヤブカンゾウはシベが花弁化するので、八重咲になっている。






三浦半島の観音崎に行くと海岸近くにハマカンゾウが咲いていた。






こちらは八重咲にはならない。
アブラムシで茎などが白くなるのは、この仲間としては仕方ないか。






スカシユリも咲いていたが残念ながら自生ではなくて、自然博物館前の植栽だった。
次回は海岸で自生するのを見つけよう。


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五加木と鬼野老 読めない

2017-07-15 05:42:38 | 日記



瀬谷市民の森の北側道路。その脇に実がなっている木があるのを Oさんが見つけた。





何だろうねえ。ウコギみたいだけれど。
きっとそうだよ。葉っぱがウコギだよ。





ヤマウコギ(ウコギ科)

市民の森にヤマウコギがあるのは初めて気づいた。
実がどんどん熟している。花の時期も見たいものだ。






そのウコギの木に絡んでいる蔓がある。






オニドコロ(ヤマノイモ科)
オニドコロに花が咲いていた。






一部は実になり始めている。

ヤマノイモと違って芋は食べられない。
またムカゴも出来ないので食の魅力は何もない。




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今年も蜻蛉草に会う

2017-07-14 04:35:12 | 日記



瀬谷市民の森の小川のあたりにはオオシオカラトンボ、コオニヤンマやカワトンボなどがいる。






川辺の小さな崖を上がった辺りにオオバノトンボソウ(ラン科)が咲いていた。






2年前に見たときは何株かあったが、今回は一株だけだ。
しかし花としては見頃の時期だった。






ランの仲間ですという花姿。赤い葯が見える。
あかんべえしているみたいな唇弁、負けじと長い距が面白い。






トンボに見立てた昔の人の感性がすごい。

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市民の森の蝶

2017-07-13 04:35:46 | 日記



瀬谷市民の森では季節によりいろんなチョウが見られる。
林縁では最近ダイミョウセセリとかコミスジとかアオオスジアゲハ等が飛んでいた。






白い模様を紋付に羽織袴と見立てられたようだが・・・
前縁の青紫色は初めて見たような気がする。






林の中に入っていくとヒカゲチョウとかサトキマダラヒカゲなどを見かけるようになる。
コジャノメやヒメジャノメなどもいる。






クヌギやコナラの木は樹液が豊富だ。
特に盛んな場所にはカナブンなどの虫が集まっている。
そこにやって来たのはルリタテハだ。






カナブンが占領しているので、ちょっと離れた場所の裂け目に長い口吻を伸ばす。






満足したのか枯葉の上で翅を休める。

ルリタテハは成虫で越冬するので、冬場でも気温が上がると姿を現すことがある。






シオデの葉にルリタテハの幼虫がいた。
体長2cmぐらい。毛の先が黒い花火になっている。
サルトリイバラの仲間やホトトギスなどを好物としているそうだ。





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水性植物に花

2017-07-12 05:38:22 | 日記



泉の森の湿地にはハンゲショウの群生がある。白い葉がたくさん見える。





ハンゲショウ(ドクダミ科)
花は盛りを過ぎて実も出来始めていた。





すぐ前に水車があって、下を小川が流れている。





その川の中に葉が長くて丸い頭花がついた草が何株か見えた。






ナガエミクリ(ガマ科)という抽水植物だ。
2種類の頭花が咲いている。






雄しべがたくさん見えるのは雄頭花だ。






そして、こちらは雌頭花だ。






一部に果実も出来ていた。栗のイガに似ていてミクリという名前の所以か。

とにかくナガエミクリという植物は初めて知った。


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