どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

寒い一日

2012-05-12 22:35:34 | お天気
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5月中旬にしてはかなり寒い。最低気温8.6度、最高気温12.3度だ。岩手山もなにか雪が降ったように見える。降ったようにしか見えないのだが気のせいだろうか。


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家の庭は春っぽい。



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こんろんそうの花。実は我が家では雑草に近い扱いになっている。毎年適当に間引いている。出ないと庭でなくなってしまう。



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食べられる物もある。例えばコレはウルイ。山菜として出回っている。



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ヤブレガサも山菜だ。カラシ醤油でおいしい。その他にギョウジャニンニクも生えている。あまり強欲にならずに年に一回の楽しみなら食べても消える事は無い。


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ウコギもある。これをさっとゆでて味噌大根を刻んだ物とクルミを叩いて、ウコギホロホロという料理にする。とてもおいしい。
ところがだ、同じウコギ科の植物である野生のコシアブラからセシウムが100Bq/kg近く出てしまった。盛岡では野生のコシアブラは出荷停止だ。庭にある物とはいえどうかと考える。
昨年は結局この庭からの山菜は食べなかった。ただ今年も尾を引いている。



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ただフキだけはどうするべきかだ。特に昨年の骨折騒動で庭の手入れが出来なかったので、フキがはびこってしまった。毎年食べて数を制限してきた物だ。今年はどうするのか、真面目に考えた結果フキの調理法なら全く問題が無さそうだと判断した。


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なぜならフキは他の山菜に比べて調理の時間がとても長い。茎を湯がくのも5分以上だ。水でさましてスジを取って水にさらしてアク抜きをする。これならばほとんど問題はないだろう。とはいえ今回はゆですぎたような気がする。



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さてユニクロにスヌーピーTシャツを買いに行く。途中国会議員の街頭演説が。誰もいない。
おかげで最後まで聞いた。一旦通り過ぎても度って来た人も含め傍聴者は二人だけ。信号待ちで聞いていたオバチャンは、小沢さんはなんであんなにガンコなんだろうねといって立ち去った。
このしな議員から名刺を頂いた。ついでにあなた方民主党は「あたらしい公共」という概念を持っているはずなのだが、なぜそれをうまく伝えられないのかと質問したところ、イロイロ聞けた。
「あたらしい公共」という概念はそう古い物ではない。80年代からあるだろうか。しかし公共という概念がどうも甘い日本では、議論の中心になりにくいのだろう。
実は「あたらしい公共」概念については、とても古い物をシステム化しようと言う物なのだ。自助努力と地域互助を行政がサポートしようとする物なのだが。そんなに難しい話しではない。



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前のユニクロは盛岡南イオンだったので、前潟イオンモールのユニクロに行って見た。結論、こちらが落ち着く。ユニクロの成長がいかに著しい物かがよくわかる。高々数年で展示の仕方も商品アピールも全く違う物になっている。残念ながら独立店舗の前潟より南イオンの店舗の方が数段上になっている。
スヌーピーのTシャツなのだが、このピーナッツブックスの世界観を出しているので期待しているのだが、残念ながら‘TAKE IS CHEEP’はカラーバリエーションが増えたが、‘My Dog Didn't Eat’のチャーリーブラウンの絵柄が無かったのは残念。意味が面白すぎるからいまこそ使えるのに。
結局、‘I Feel Free’ と‘TAKE IS CHEEP’を買った。ちょっと店員を捕まえて検索してもらったが、ネットでは?という言葉があった。ユニクロには今現在ネットショップが無い。モバイルショップはあるがそこは商品数がとても少ない。急速に発展しすぎているからこそのエピソードだろう。
定員の対応は誠実でしたよ。私もアチャーという感じ。セカンドユニクロはそんな感じで終わりました。
写真はその途中の川での眺め。釣り人がいます。何を釣っているのでしょうか。



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ユニクロ帰りに材木町のよ市で、ベアレンのビールを呑みます。ついでに野菜なんかを買い込んでウラウラしていたらちょっと面白い物が。クマガイソウを切り花にして100円で売っています。店主は母の日企画と言っています。
とりあえず日本山野草の暴落っぷりでしょうか。本来なら切り花にしなくてポット苗で300円以上で売れる商品です。この花の場合、この花の生産を手じまいしている形なのかなと思います。



花盛り

2012-05-12 01:40:20 | インポート
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今年の春は一気に来たという感じ。イマサラ二輪草が咲いている。自然というのはちょっとした所で変化するのだと解る年でもある。



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アミガサユリだが、この岩手大学植物園ではどうも震災の影響のように思われる。草刈りの時期がズレたのだ。いつもは開花期を過ぎてから草刈りだったのが、開花期前に草刈りをしていたようなのだ。別な場所では、草刈りの時期が大幅に遅れて野良チューリップの球根が大きくなったようで、良く咲いている。



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地味な花だが、サギゴケも咲いている。



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スミレの仲間の同定はムツカシイ。タチツボスミレではなく外来種のようだ。Violaceae sororarlaかな?


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マイズルソウも花盛り。


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前に群落の写真をみせた、ムラサキケマンの花。地味な花だがあの群落は相当のインパクトだ。オオイヌノフグリも大きな群落を作るが、地面に青い星がキラキラ光るようできれいだ。


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ちょっと変わり種で、コバンソウ。枯れた時に種を入れていたさやが割れ、小判型の薄い膜だけがさやにのこる姿を見立てて言う。リナリアともいう。
昔ド根性大根という、アスファルトの隙間に大根が生えたのがもてはやされた事があった。まあこれはダイコンの種子が比較的小さく丸い事と、休眠性が弱い事からあり得る事なのだ。このリナリアは種子が扁平で5ミリくらいある大型の種子だ。よくぞこの隙間に辿り着いたと思う。もしかするとリナリアの種子が休眠性の深いことが辿り着けた理由なのかもしれない。ダイコンだとすぐに発芽してしまうが、リナリアは寒さに当たらないと発芽しない。しかも三年くらいは発芽しない物もあるようだ。
しかも完全2年草。なので夏にタネを撒いて、春に発芽し成長して、よく春開花するまあ良く生き残ったものだ。




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ということで近所のド根性ミヤマオダマキ。根っこが太い植物ほど逆境に強いようです。



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そろそろチューリップも終わりです。
今年の夏は猛暑が予想されています。ただこのところとても寒いのがどうなるのか。ありがたい事に、寒くても霜は降りそうにないのが、今の所です。