![Dsc_4921 Dsc_4921](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/bf/2187d9e040b79bedceaa785757cebcc8.jpg)
まずは先週見つけたスミレの花から。これはタチツボスミレの散り斑じゃないかなんと珍しい、とお思いの方残念ながら外来種でしょう。Violaceae sororariaではないかと思います。でもこれって園芸品種のはずだがどこから逃げ出してきたのだろうか。
とはいえスミレとサクラはうっかりしゃべってはいけない植物群です。まあ種類の多い事多い事。
さて一般常識とちょっと違う話しがあった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120521-OYT1T00153.htm
「全国交通事故遺族の会」が年内いっぱいでの閉会を決めた。これは交通事故での死亡者が減り、遺族会に加入する人が減っているからだ。
しかし最近の京都祇園での事故や、同じ京都で夜を徹して車を走り続けた上に、朝の小学生に向かって居眠り運転で突っ込んで行った事故もあった。
(京都は呪われたと思う。昨年の夏以降。今じゃ何とも思っていないのだが、あの時に浴びせた呪いがかかってしまったかと反省している。)
殺人事件でもそうだが、最近は重篤犯罪が減っている。逆に本当に悪質で凶悪なのが増えている。しかし増えていると言っても、全体で減っている中での増加であって治安が悪くなっている訳ではない。まあもちろん軽犯罪は増加していますが。
実はニュースでは時間や紙面と言った枠がある。この枠を埋めるためにどうするのかというのが問題になる。過去は強盗殺人などかなり悪質な事件でない限り、事件が多すぎて取り上げられなかった事の方が多かった。しかしかなり平和な世の中なので事件・事故はかなり載るようになってきた。これが悪質な物だったらもう、祇園の事故なんて1週間以上引っ張ってきた。
そういったマスコミの構造的な問題がある。そしてセンセーションなほうが仕事をしているようにも見える。これが日本は凶悪な交通事故ばかりで、悪質かつ凶悪な犯罪が増えているというイメージを作り出している。
ただ、全国交通事故遺族の会の解散になるほど減っていたとはさすがに思っていなかった。統計データーでは確かにそうなるのだろうとは思っていたが。
さて交通災害遺児支援の「あしなが育英会」という団体がある。ちょっと気になってホームページをのぞいて見たが遺族会解散の影響は無いようだ。この団体は交通災害遺児に対する奨学金の団体だが、82年以降自然災害遺児に対する支援(今回の災害でもお世話になっています)や、親が自殺した子供に対する支援も行っている。時代に即して変えてゆく姿がすばらしい。
もしかすると、全国交通事故遺族の会の理念が現実と折り合いが合わなくなっていたのかもしれない。
グーグルが、全自動自動車を走らせている。この成功を祈る。