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いや~5月31日に、シャッターが突然壊れてしまった。ニコンDー7000のシャッターはかなり良いもので、15万カット保証がウリだ。それがだ、突然画面に黒い筋が入った写真が撮れたと思ったら、次のカットでウンともスンとも言わなくなった。だましだまし使えないかと思ったが、もう完璧にシャッターは動かない。
まあさすがにメーカー保証の15万カット切っているから、当たり前と言えば当たり前。でも昨年オーバーホールしているんだけどなぁ。別にぶつけた訳でもないし、落とした訳でもない。本当に突然壊れた。
さてこの突然うんともすんとも言わなくなるのは、今のニコンの考え方。壊れる直前までは完璧に動作するが、一旦壊れたら全く動かなくなるように完璧に作ってある。ある意味プロ向けの考え方だ。徐々におかしくなってゆくのは、長期間にわたって、カメラマンにストレスがかかる。逆に完璧に壊れたらあきらめがつく。
F4の頃のシャッターよりもの凄く精密になっているからこうなる。デジタルだとフラッグシップ機のシャッターがここまで廉価版に降りて来ているのだと感心した。
とはいえ15万カット保証だったら、22万カットはフツーにいけるでしょ!と考えていたのだが。やはり3月にオーバーホールかけるべきだったか。
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直前にカラスなんて撮っているからこうなったのかもしれない。屋上で撮影していたらカラスが威嚇してくるんですよ。おまけにスレスレまで近づいて飛んでくる。これは根比べなので、さっさと仕事を済ませてしまえば良いだけなのだが、あまり気持ちのいいものではない。
解っているので、緊急修理に出した。多分明日には修理に取りかかっているだろう。そして取引先にカメラが余っているはずだから代カメにD-80をお願いしたら、その日の内に届いた。これはうれしい。だがバッテリーがついていない!
カメラが壊れて、代カメがあっという間に届いたが、バッテリーが無い。このときの私の心境をお察しください。一日の内でここまで、地獄に仏から、又地獄にたたき落とされた訳で。おまけに行動障害者としてこういった激動はちょっと困った。予想していなかったその日の内に届いた喜びも表現出来ないし、更に予想していなかったバッテリーが無かった事も表現出来ない。多分酷い態度だったと思う。
バッテリーの件だが、どう考えても火曜日に届くかもしれないと言う状態だ。なおバッテリーが無かった理由だが、
ニコンのD-70S以降のバッテリーとD-80は互換性があるが、ウチにあるD-70とは互換性が無い。デジカメ高度成長期にありがちな問題だった。
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今うちにあるデジカメはD-70のみ。なんであるかと言えば、ボロ過ぎて下取りに出すのも気が引けた事と、ストロボシンクロが1/500秒とか赤外線感度が高いと言った事で残している。だがやはり古すぎる。D-7000との差は大きすぎる。どう使いこなそうか悩むだけで、もうどうしようもない。動作の遅さは、今の感覚からすれば亀より遅いと言う感じだ。良くこれを使っていたなと感心するほどだ。
液晶は色がおかしくなって、画像確認の役に立たない。シャッター周りはオーバーホールして保管しているので大丈夫なのだが、CCDがへたっているような気もする。というか今のD-7000の画像になれてしまっているので、ピントが甘く感じられる。色も少しおかしく感じる。ここはちょっと色を変えてなんとかするしかない。
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今日、クリケットをやっているインド人を見た。というかクリケットをやっているのを生まれて初めて見た。
正直な所、聞きしに勝るスポーツではあった。スポーツと言うよりゲームだ。ゲームと言うより遊びそのものだ。でもさすがにイギリススポーツ。0点はラブらしい。
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やって行かないかと誘われたが、残念ながら時間がなかった。この超略式とはいえクリケットは時間がかかる。
しかし道具が全部プーマ製だったと言う事に驚いた。日本ではマイナースポーツだが、メジャーな会社が製品を扱うほどに人気があるスポーツなのだ。
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とはいえカメラがこうもまた遅いと何か撮影する気分が起きない。そう思っていたら、ド根性クリンソウ発見。コンクリートの隙間に生えています。
さて問題なのはシャッターの修理代とその期間です。今世界一のサービスと歌っているニコンです。確かにそうなのですが昨年のオーバーホールがイマイチ時間がかかったし、オーバーホールのチェックポイントをクリアーしていなかった所があるのですが、とにかく修理が早いのは間違いがありません。どうなるのかは、そのうちご報告を。
シャッターユニット全品交換か~。多分そうなる。