どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

骨折・放射能

2011-06-17 21:03:47 | インポート
骨折して以来、私の右足はX線にさらされている。とはいえ微量なのだからこれはこれ。
問題はカルシウムに混じってストロンチウムが入らないかという事。降下したセシウムに対して1000分の1(といわれているがどうなのか)とすれば、盛岡市内には900Kベクレル/平方キロメートル存在する。平方メートルだと0.9ベクレルとなる。かなり微量だ。取り込まれる確率はかなり低い。それが取り込まれて体内の代謝系を通して骨に沈着する可能性は、そうとう低くなるだろう。
そうひとまず安心するが、選択出来ない可能性というのに不安がある。問題はここだ。だがそれは人生への不安とどこがどう違うのか、よくわからなくなってくる。
最近タバコの害を言い立てる中で、タバコの中には微量にポロニウムが含まれているというのがある。このポロニウムという物質は、天然界ではウラン鉱物のなかに微量に含まれるものだが一般的な土壌にはそうそうないものだ。それがあるといっているという事は、世界はポロニウムに汚染されているということでもある。もちろんタバコという植物が選択的に濃縮しているのかもしれないが、無いものは濃縮出来ない。
プルトニウムが60年代からの核実験で、とても微量だが土中にある物質になった。これと同じ事なのだろう。
放射性物質と共存する人生。福島以前からそうだったことを考えなければいけない。
とはいえ骨折のX線写真だが、最近はデジタルイメージャー(X線写真のデジタル版。フィルムがいらない)が多く見られる。画像が早く手に入るし電子カルテにも有効だ。寸法精度など確実な所でフィルムが使われているが、デジタルの簡便さはすごい。でもだからといって再撮はしないで欲しい。


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